https://booklog.jp/item/1/4023317012
知人で元サラリーマンの投資家・小林氏が書いた2冊目の本。
小林氏は、前著「年収350万円のサラリーマンから年収1億円になった小林さんのお金の増やし方」で、
お金持ちになるためには給与収入だけではダメで、権利収入を得ようとサラリーマンから不動産投資を始め、そこで得たキャッシュフローを物販や投資で増やしていき年収1億円を達成しました。
額がどうのではなくて自らの体験談を踏まえてサラリーマンからお金持ちになるステップ(あくまで一つのルートだが)を体系的に説明しているとろこが画期的で、この方に会いたいと思うことで実際にお会いできた縁で、先日は出版パーティに出席してきました。
日本人はお金について、学ぶ機会が本当に少なくて、それこそ親のお金に対する価値観を見て同じように生きている人が多いのではないかと思います。
お金はあくまで手段であって目的ではないと思っておりますし、お金に惑わされ過ぎて本当の自分の良さを失わないために、自分なりの生き方、お仕事、お金の稼ぎ方、それをトータルで考える人生観が必要だと思っております。
お金お金するのはあまり好きではありませんが、お金やお金持ちを嫉妬する多くの日本人がお金持ちになることを妨げている気もするのです。この本は既存の思考から脱却するチャンスになると思います。
読書メモ↓
・日本ではお金について学ぶ機会がほとんどない。子どもたちにはお金と縁遠い環境で育ち、どうすればお金を生み出せるのかについて考えることがない。親がお金とどうかかわっていたのかがお金について学ぶ唯一の対象
・子どもたちはお金の唯一の師として親からそれを学び、自分の人生の軸に取り入れてしまう
・人生で抱える悩みの9割はお金で解決できる
・人生は予定外の連続。それらを解決してくれるのは最終的にはお金しかない
・いつもと違う景色を見る
・サラリーマンにとっての本当のリスクというのは会社の1か所だけの収入に依存して生きていること。お金がないのに何も行動しないこと
・お金のことになると人は臆病になる。お金が人生にとって大切なもので人生を左右するものだと強く認識しているから
・病気になれば収入がなくなるかもしれない生活は大きなリスク
・「賢者は愚者からも学び、愚者は賢者からも学ばない」ビスマルク
・人生の岐路にあるときや困難に直面しているときは、自分のこれまでのやり方を捨てるとき
・格安スマホや光熱費の自由化の比較検討による節約は収益
・お金というのは、本来、感謝が形になったもの。お金の支払いは誰かの役に立っていてそこに喜びが生まれている
・日本では働く人の8割がお金に対する考え方、概念を間違って持ち続けている
・お金とは、誰かを喜ばせてもらうもの。そして生まれるのが信頼
・お金の内家庭では、お金を切り詰めて、どんどんお金のない状況を実感する場面を生み出してしまう傾向がある
・節約したお金も収入。自分の行動によってお金が手に入る体験
・高度成長期の価値観、「正社員で一生やれば一生安泰」「お金は必死に稼ぐもの」という概念だけが世代をまたいで刷り込まれ取り残されている
・お金がなかった時代は人々は物々交換によって自分が欲しいものを互いに得ていた
・お金は「信頼と感謝」が形になったもの
・日本の教育制度は夢を叶える方法ではなく、良い大学に入って良い会社に入る方法を教える
・お金があればできること、お金があったらやりたいことを、書き出せるだけノートに書き出してみる。そのとき感じるであろう喜びにフォーカスし思い描くと心のあり方が一変する
・嫌な方を選ぶとは、自分のためになるだろうと思えるが、やりたくないと思っていること、を選ぶということ
・ハーバード大学 による「人間の行動レベル」
「3:10:60:27の法則」
100人のうち、
3人が具体的な目標を決め、結果を出していく
10人が明確な目標は決めないものの、行動して時間がかかっても結果を出していく
60人は日々の生活はできるが、先に不安があり、やってみようとしてみても途中で挫折する
27人は不満や不安はあるものの何も行動しない
成功している3%になれるかどうか
・年収が1億円を超えている人たちは、書き出した願いを、どうしたら手に入れられるだろう、と考えて行動している人たち
・お金を稼ぐ真の方法とは、自分で自分の人生を変えるための行動を起こすこと
・世界は自分が思っているよりも安全。心配事の99%は起こらない
・お金に困っている人は間違いなくお金の器が小さいまま
・小さなチャレンジを毎日続けることで、日々のチャレンジが自己肯定感を高め、お金の器を大きくしてくれる
・自分にきちんとお金をかけ、大切に扱っていると、相手も大切に扱えるようになりそれが相手に伝わる
・ファストファッションをやめてみる