徳島大学にて、社会人講座があり、取引先の社長が講師を務められるということで、受講生してきました。学食も学生時代以来。若いっていいなぁ。


○「5Sの展開による職場の活性化」西精工

・品質管理QCの理念は人間尊重

・トヨタの改善活動  カイゼンはJITと5S 5Sは管理・改善・教育に不可欠のプロセス

・5S3定  企業革新の基礎
整理・整頓・清潔・清掃・躾 
定位(位置)・定品(品目)・定量(数量)

・顧客は工場を見る

・5Sはトヨタ自工の4Sから。5Sが浸透したのは高度成長時代

・経営の基礎としての5SとPDCA〜品質管理・工程管理・原価管理・安全管理・設備管理〜経営方針・目標

・5Sがその職場のモラル、職場の管理レベルを表す

・5Sは全員参加と率先垂範

・5Sはムリ・ムダ・ムラをなくすための生産性・品質向上の活動

・5Sの実行計画と実施状況を

・5Sの直接目的 安全・品質・能率
・5Sの最高目的 自主性・リーダーシップ・チームワーク

1.整理 要るものと要らないものに分け、要らないものを処分する

不用品が発生するメカニズムを解明する

2.整頓 必要な物が誰にでもすぐ取り出せるように置き場所、置き方を決め、表示を確実に行う

整頓は看板作戦で
置き場所・置き方を決め、表示を確実に行う
平行直角に置くこと 
置き場所は使用頻度に対応


3.清掃 掃除をしてゴミ、汚れのないきれいな状態にすると同時に細部まで点検する

清掃は点検なり 床・設備・装置
汚れない工夫、予防清掃

4.清潔 整理・整頓・清掃を徹底して実行し、汚れのないきれいな状態を維持すること

5.躾 決められたことを、決められたとおりに実行出来るように習慣づける

・3定が仕事の基本

・西精工の5S取り組み

・5S推進委員会・5Sリーダー会を設置
・通路にモノを置かない
・チョイ置き直置きをしない
・赤札作戦
・置き場・番地・棚表示
・欠品・発注漏れを防ぐ管理
・5S巡回パトロール・安全巡回パトロール・係内自主パトロール
・5S達成レベルが賞与に
・居場所の見える化

○ものづくり現場における仕事の基本 樫原隆行

・阿波踊りロボットを作った経験も

・人形浄瑠璃ロボットも

・給与は誰からもらっているのか?給与はお客様からもらっている

・For What? 仕事はここから始まる。仕事は何のために?目的は何なのか?誰のために?

・企業は永続的に繁栄するため利益を得ることが大事

・市場が売価を決める

・利益を得るためには原価を下げる。原価を下げるには人生産性・設備生産性・材料生産性を上げることが必要

・トータル生産性を考えなければ原価は下がらない

・労働生産性向上〜むだを含む動きを働きに変える
労働強化〜改善せずに頑張らせること

・7つのムダ
1造りすぎ2手持ち3運搬4加工そのもの5在庫6動作7不良品・手直し

・可動率とは〜稼働時間にネックの機械をどれだけ止めないで生産しているかの割合〜目標は90%

・ネック機を止めないことが大切

・直行率〜製造ラインに投入された品物のうち初工程から最終工程まで1回で通過した良品の割合

・やり終い〜今日の必要数は今日造って帰る

・標準作業

〜人モノ設備の最も効率の良い組み合わせを考えて、良いモノを、よりは早く、安全に、ムダのない作業が出来るための作業

〜作業者が決められた仕事を決められた手持ち量で決められた順序で決められた時間に仕事を行うこと

・標準のないところに改善はない

・JPSの目的は問題の顕在化〜なぜ?を5回繰り替える

・現地現物で改善実施

・品質づくり〜自動化

・ヒューマンエラー対策をどうするか

・人為ミスの原因
1.職場の素人集団化
2.管理が現地現物現実から遊離
3.結果ばかり優先されプロセス軽視の風潮
4.プロ意識の希薄化
5.危険予知能力の劣化
6.暗黙知の伝承不足
7.リーダーの能力低下

・いそろくサイクル

・人間には決めたことを守らない本性がある

・モノづくりは人づくり(上司力)
1.自分の分身をつくる
2.人望を集める仕事をする
3.ものの見方を伝える
4.最初から答えを教えない
5.部下を困らせる
6.リーダーはやらせる勇気を持つ
7.知識ではなく知恵を与える
8.説得ではなく納得させる
9.仕事の全体像を見せる