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「徳島経済の温故知新」
 
1.温故知新 論語の言葉
過去を良く知っているものほど将来を見通す洞察力がある
経営とは変化への対応~進むべき方向性が世の中の動きに合致しているかどうか、バランスが取れているかどうか(攻めと守り、内部管理と営業など)
変えること、変えてはならぬことの見極めが経営者としての大きな職務
 
2.阿波藍商人の経営哲学
 
「手拍限」 
阿波商人は巨額の取引をしても契約書を交わさなかった。
1回手を叩くと間違いがなかった。これが藍商の誇りであり、信用重視
 
「隠徳」 
密かに徳を積むことが自分の家系が永久に繁栄する基になる
隠徳の精神は自らの行動は厳しく律するが、地域や社会に対しては精一杯尽くす
 
3.藍商の経営方針
①人材の育成 優れた2割の層をさらに強くする、人事は厳正・公平・実力主義
②資産管理 資産の健全化・時価評価が大事
③本業専念 とはお客様第一
④規律の厳守 コンプライアンスは企業の維持・発展・存続の基礎
⑤質素倹約 質素にして公のためにはお金を使う
⑥行使の峻別 自分の事業に使えるのは給料だけ
⑦情報重視 
⑧相続 本家中心主義かつ能力主義 論理的・長期的視点
⑨教養 哲学と歴史を学ぶ 恕(じょ) 人に自分がしてもらいたくないことはするな
⑩交友 一流の人物やよき先輩とのお付き合いは大切
 
・堅実経営
・信用の重視
・地域への貢献
・お客様第一
・人材の育成
・新取の精神
 
住友俊一氏の言葉を刻んでおきます。