http://booklog.jp/item/1/486471097X
Mは三橋氏Iは岩本氏
M2012年に安倍政権が誕生した選挙は、金融政策と財政政策というデフレ対策を訴え、選挙で大勝利を収めたのは81年ぶりだった(1931年の犬養内閣・高橋是清大蔵大臣のデフレ対策)
M変動金利国債は10%もない
M日本円の通貨は日本銀行が発行しているが、あれは日銀の借用証書
Mイギリスはナポレオン戦争のときに国債を発行しまくり、国債発行残高はGDPの3倍になったが破綻しなかった。政府の負債より経済成長
M財政破たんの定義は国債のデフォルト。日本国債のデフォルトは財務省は絶対にないとのこと
Mきちんとデフォルトすれば通貨は暴落するが、輸出競争力が高まり復活できる
M韓国はグローバル資本の植民地。サムスンの大株主はアメリカの投資家が多い。サムスンの利益は配当で投資家に支払われる。法人税引き下げは韓国国民が損をする話
I情報の伝わり方が偏りすぎている
M銀行は破たんするけれど、政府は破たんしない。銀行はペイオフで1000万円と金利しか戻ってこないが、日本国債は100%政府保証
I中国は日本を反面教師としておよく研究していて小幅な為替レートの調整しか許さない
Iグローバリズムは結局強国・生産性が高い国が勝ってしまう
Mユーロが第二基軸通貨になることは絶対にない。基軸通貨になるのは対外純資産国の通貨であること
M資本移動の自由化は1992年から。それ以降危機が伝播するようになった
M物価が下がるのは所得も下がっているからまず好景気にはならない
M世界的な中間層の喪失、個人消費の落ち込みが今の世界の問題
Mグローバル投資家やグローバル企業は国家から乖離している
Mデフレの一番の怖さは人が死ぬということ。第二次大戦はデフレとグローバリズムによって引き起こされた
M日銀の設立理由は、西南戦争で激しいインフレーションが起きたから、とされている
Mデフォルトしたら通貨が安くなるだけ
M通貨高でつぶれた国家はない
I中国はバブル崩壊とともに中国分裂のリスクも
M中国は民主主義の仕組みがないので、アメリカを超える超格差社会に
M法人税を下げた程度で外国企業が日本には来ない。利益が出せないのがデフレ大国日本
M日本は経常収支がずっと黒字。これは外国の所得を奪っている証。世界最大の対外純資産国
Mデフレで国はつぶれる。①建設産業が完全な供給不足に②失業率が上がり、閉塞感が満ちていく
Mドイツは輸出依存度は40%ドイツこそが欧州に依存している
I戦争を起こすことはまずあり得ない。抑止力としての有効性や分析、戦争回避のための対応は国家の重要課題
M中国は戦争はやらない
M経常収支黒字国はデフォルトしない。自国通貨建て国債は破たんしない
M所得収支は米国は黒字。その点は優良
M財務省の消費税増税路線はイデオロギー。増税したいから増税する。その理由は日本国債が危ないと言っているだけ
M所得が多い人は貯蓄を増やすだけ