【選挙に行こう!】
日曜日は、総選挙です。日本はたくさん課題はありますが、概ねとても平和で良いところ。それは戦後民主主義の成果として感謝したいと思います。
でも、これからはどうでしょうか。経済格差はますます拡大するであろうし、国の財政は国債や社会保障に悩まされて続けています。安全保障や憲法もそのあり方を問われます。
でも、これからはどうでしょうか。経済格差はますます拡大するであろうし、国の財政は国債や社会保障に悩まされて続けています。安全保障や憲法もそのあり方を問われます。
総選挙直前に政治に対する立ち位置について考えてみています。
文芸評論家斉藤美奈子氏が、以下の項目について政治的立ち位置をわかりやすく整理してくれています。改めて確認しておくのもいいかも。
①「体制派」か「反体制派」か
②「資本家」か「労働者」
③「右翼」か「左翼」か
④「国家」か「個人」か
「全体主義」か「個人主義」か
「国益優先派」か「人権優先派」か
⑤「保守」か「リベラル」か
これに加え、政治学者の中島岳志氏は、
⑤-2「パターナル(権威主義)」か「リベラル(寛容)」か
⑥「リスクの個人化」か「リスクの社会化」か
を加えてみてもいいですかね〜
日本のリベラルについては、欧米のリベラルとは内容が異なるので今回は間に合いません。
これらの立ち位置を見るとどうも、安倍官邸を中心とする政権与党と希望の党の小池さんは同じ立ち位置であると判断するのが自然です。その辺りを多くの有権者は理解されているようです。
候補者を見たときに、これらの項目について現候補者さんがどういう立ち位置にあるのかを見るのは容易ではないかも。一般論としては通用しても現実としてはあまり通用しなかったりします。
希望の党は、政治的立ち位置からすれば原発など細かい政策の違いを除けば立ち位置はほぼ同じなのでその反発が立憲民主党の立党に繋がったということも言えます。
あとは、体系化できているわけではないのですが、
・対米従属の現状、そして台頭する中国、北朝鮮問題における安全保障に関する認識
・アジア・世界近現代史におけるそもそもの歴史認識
についても可能な限り有権者として知っておくことも大事かなあと。
是非、政治や経済や成長するアジアに関心を持っていきたいですね〜5年10年必ず生きる力になにかの形で役に立っていくのではないでしょうかね。このままだと日本置いてけぼりにならないかと心配。