○大西洋平
米ハーバード大 ケネス・ロゴフ教授
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現金の呪い――紙幣をいつ廃止するか?
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・一万円札を廃止すべきだ、という議論が教授の提言がきっかけ
・高額紙幣が存在するから資金洗浄や脱税、タンス預金が蔓延する?
・ECBは500€紙幣の発行を2018年末で停止
・電子データでの決済になれば犯罪者は自分名義の口座でお金を受け取り簡単に足がつく
・タンス預金は高額紙幣がないと大変だが、預貯金で利息を取られるくらいなら人々は現金保有を選びがち。マイナス金利で所得も増えづらく将来も気がかりで財布の紐は緩みにくい
〇大前研一
・日常生活に現金を必要としないキャッシュレス社会が世界的に進展している
・クレジットカード・電子マネー・スマートフォンでお金のデジタル化が進んだ
・北欧はキャッシュレス先進国でGDP対現金使用比率は5%以下。スウェーデンでは2%。現金お断りのお店が増えた
・エストニアでもキャッシュレス経済が浸透。税金が自動計算となり、個人も企業もの納税申告する必要がなく、税理士や会計士は不要に
・中国のネット人口は7億人。都市部スマートフォン普及率は100%近い
・お金という現物を社会に流通させること自体にコストがかかっている
・現金は不正蓄財、脱税、マネーロンダリングなどの犯罪の温床になりやすい
・日本は現金信仰が根強い。日本のGDPni対するキャッシュレス率は17%
〇新田ヒカル
・富裕層と知り合いになるにはLinkedInが良い。世界最大級のビジネス特化型ソーシャルネットワーキングサービス
〇成毛眞
・LINEはパソコンからアクセスできないのが弱点
・マーケットの中心軸は若い世代の感性によって形成されている