・弊社は、商品を右から左に流すだけで商品に責任を持たないブローカーだった
・近代契約の基本原則は「信義誠実」
・会社は組織であり、人の集団
・持ち場に徹し、誰でもできることを、誰もが出来ないようにやること
・会社は生身の人間の集まり。人間は失敗する生き物で組織は放置すれば腐敗する
・社員個人の失敗を社員個人の問題に押し付ければ、社員事故が企業事件に変化する
・社員が失敗して速やかにトップを報告できるような環境、制度を保証すること
・会社の責任とは金銭賠償問題。財務体質の強化が経営
・「儲からない仕事も徹底してやり続けること」
・鉄スクラップは、産業活動の手っ取り早い始発原・原料として世界経済に深く係わる
・「損が先、利益は後」
・「未来を開くのは異見、異端、少数意見なのだ」
・世の常識、既得商権・・それらは時間と共に移ろう現在の鏡。恐れるべきはその変化と未来に向き合う現在の鏡
・会社とは営利目的を持った他人との契約的な集まり
・「潰れない会社」「生き続ける会社」
・ショートロングの売り買い両方を押さえる
・提案能力の鮮度とシャープさと持続力
・大手商社は投資効率(利益率)の評価、ナベショーは投資効率よりも時間・スピードと行動効率を重視する
・時間への投資、時テクが大事
・サラリーマンの集合体である商社は小さなリスク管理に弱い
・まず小さな提案がすべて。一発大逆転などありえない
・会社によって宿命的な最大のリスクは赤の他人である社員を採用すること
・人間は失敗する動物、組織は腐敗するもの
・正直に失敗を報告すればペナルティは課さない。一種の司法取引で性悪説に立つ
・余裕資金を持つ懐の深さがあればこそ、賠償リスクや損金発生にも即座に対応できる
・本業は金儲け全般
・「商機のあるものがビジネス」
・異業種は未知だから新たな可能性を拓く。儲けよりも可能性ありき
・住宅関連産業の裾野は自動車とともに極めて広い
・ゼネコンや住宅設備企業に貸しを作り、解体撤去を通じて借りを返してもらう。これはギブ&テイクを超えたwinwinの関係を作り上げる
・相場で儲けず仕事で儲ける
・「不効率の効率」を目指す
・「見える化」ではなく見えるものを見えないようにする「見えない化」を進めてきた。見えない非価格競争を社員一同の共通目標として打って出る
・営業には売上利益だけを評価対象に。営業経費よりも売り上げ重視
・ナベショーは見えない大きなリスクを会社がとっている
・会社の力は全営業所の総合力・連携力。なので独立採算制は取らない
・リーマンショックの暴落相場の際は、仕入最高のモノから先に出荷して損失を確定する
・中古機械仲介ビジネスでも責任納入を追求する
・あえて地場集荷にも鉄スクラップビジネスにもこだわらない。「見えない化」「出合い」ビジネス
・コンビニビジネス
・シェア競争などで勝ちにいくビジネスに固執せず、自分の道を生き続ける。タテよりもヨコ連携の多様性を求めてしなやかなシナジー戦略
・人間関係がおかしくなったら、他の人が少しかかわってあげること
・「今日やることは今日やる」
・企業の特性は人間と違い「寿命制限」がないこと
・「ウソをつかない組織をつくる」
・「ウソが不必要な組織を作る」「生き続けることを考える」「性悪説の前提に立って人間の弱さを理解する」「損切りができるだけの財務力を蓄え」「仕組みと工夫を提案する」
・ナベショーは人と同じ方向を向かない。同じ方向を向くと勝てない。人のしないこと、考えないことに向けばトップになれる
・給料の安い人間を使うこと、経費を抑えること、損を出さないことが儲ける道だという旧弊牢固とした経営だった(かつての渡辺商事)
・1日20社訪問というノルマを自らに課した。往復はがきに500通発送した
・曖昧な意思伝達と決済が責任不在とトラブルを生む
・会社を組織で立て直す、オープンな経営にする
・現場・現物・即決・現金鉄スクラップビジネスは驚くほど恵まれている
・「執念が不幸を呼ぶ」人は失敗と過ちを犯す動物。恨みを残すような言葉は使わず負けるが勝ちと逃げる
・大手が得意としないことをやる
・ナベショーの基本は商権がないということ
・「見えない化」提案営業は見えない「ヒトとのつながり」「ウソをつかない」ビジネスに徹する
・先入観に固まった経験が新規挑戦の邪魔をする
・ベテラン社員の退去は、新たな芽の活躍の場を広げた新陳代謝を促した
・決断が早い。損の見切りが早い。時間を第一に考えて次の仕事をする
・ビジネスにとってリスクを避けることは最大のリスク
・大きな儲けは狙わない。大きな儲けではなく、お客様のニーズに応え続けること。継続すること。変化し続けること。生き続けること
・人は会社なり
・景気が悪くなっても出張を減らさない。出張は本来仕事を見つけに行くもの
・人の悪口は絶対に言うな
・勉強すればするほど常識に縛られる。「いまやっていることを全部否定しろ」