徳島文理大学講師
平田雅男 先生 (西洋美術史)元大塚美術館部長・学芸室長
・西洋絵画はヒエラルキーがある
①歴史画・神話画・宗教画
②肖像画
③風俗画・人物画
④風景画・静物画・動物画
・とにかく名画を楽しもう、学ぶのはその後でも
・一枚の絵の中には一冊の百科事典ほどの
・一点でも数多くの名画作品を鑑賞しよう
・ヨハネス・フェルメール(1632〜1675)バロック期・デルフト派の光りと影の天才魔術師
・オランダは1700万人、国土は九州程度
・相手の国旗国歌には敬意を払おう
・デルフト派、オランダバロックの黄金時代にデルフトで活躍した画家
・フェルメール、風俗画、人物画に画材を発揮
・作品数は現存するものでわずか37点
・室内に差し込む光に浮かび上がった女性を画題にしたものが多い
・日本はヨーロッパ各国の人口や国土と比べても小さい国ではない
・世界中の美術館に散逸しているフェルメール作品
・「真珠の耳飾りの少女 」マウリッツハイス美術館
仮にオークションで出ると200億円以上になるだろう
・「窓辺で手紙を読む女」アルテ・マイスター美術館
・オランダは当時世界で最も郵便制度が発達し、世界一の識字率だった
・「牛乳を注ぐ女 」アムステルダム国立美術館
・絵を見るときは調度品にも注目。右の箱は足温器(アンカ)
・「士官と笑う女 ニューヨーク」フリックコレクション
・「手紙を読む青衣の女 」アムステルダム国立美術館
識字率が高い証明
・「真珠の首飾りの女 」マウリッツハウス美術館
・「画家芸術 」ウィーン美術史美術館 フェルメール作品の集大成
・「兆」漢字の深さ
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