ファンである副島氏の定例会に出席してきました。
・トランプ大統領の誕生を期待していた
・ヒラリーは軍産複合体と組んで民主主義を世界にごり押ししようとしていた
・トランプは軍事費よりも国民生活に税金を使おうとしている
・日米安保ただ乗り論をもとにトランプが日本に米軍の駐留負担増や米軍の日本からの撤退にノーと言えるかが、首相に課せられた使命
・71年も他国の軍隊が駐留しているのは日本が独立国ではなくアメリカの属国であることの証明
・首相時には裏の事は読めなかった
・安倍政権を評価するところは、官僚への人事権を掌握して服従させていること。日本の官僚は面従腹背
・ショックだったのは、外務官僚と防衛官僚が普天間移設問題で3枚の嘘のペーパーで辺野古にせざるを得ない結論にもっていったこと
・今ならアメリカと真面目に交渉すれば辺野古以外の選択もあるし、海兵隊そのものの必要性を問うことができる。トランプが軍事費削減をするので海兵隊見直しもあってしかるべき
第1部 民主党政権の総括と反省
hは鳩山 sは副島
h役人が最初からアメリカを向いていたから鳩山は敗れた
h 反米三点セットとは、ジョセフ・ナイ元国防次官補の①インド洋給油活動の即時停止 ②日米地位協定の見直し ③普天間移設など在日米軍再編計画の白紙撤回
s日本を本当の独立国にするために鳩山政権が誕しやろうとしたことを、警察や検察や官僚が米国の陰のもとひどいことをして早期に潰してしまった
s当たり前の知識を日本人は与えられていない
s鳩山首相退任の日。小沢氏と握手したとき、この失敗の歴史を日本人に見せておきたいという強い意志を感じた
h小沢氏への検察の国策捜査はひどいものだった
・アメリカに逆らったら日本の政治家は失脚させられる
h私はアメリカに留学しているし、アメリカ国民
が好きなので反米ではなくアメリカ外しではない。アメリカの意のままにいる日本人が情けない
・鳩山論文、私の政治哲学はアメリカで反米論文と批判された
h 日本はアメリカに依存しすぎていて脱却すべき。東アジア共同体をつくるべき。それが独立国として当たり前
h鳩山の東アジア共同体は、鳩山が勝手に言ってることということで以降の政権で消えてしまった。過去は小泉さんも言ってたのだが
sヒラリー訪問、小沢第7艦隊発言の10日後に小沢秘書逮捕
hマスコミは、スキャンダルが出てくると首を取ってやる、という態度に豹変する
h日米合同委員会というものが、山王ホテルで密かに開かれている。官僚だけの会合であり、首相であってもその存在すら知らされなかった
s日米合同委員会がすべてを決めている。これが日本を属国たらしめている原因
s日米地位協定を鳩山氏は本気で見直そうとしていた
s鳩山氏はAIIBの世界で11人しかいないアドバイサーのひとりに任じられた
第2部 東アジア共同体に向けて
h友愛とは自分と同じく友人を愛せよ。自分と友人の自立や自由を尊重する。そうなれば戦争など起こらない、という理想論。その下に東アジア共同体をつくっていきたい
h民進党は鳩山氏を感知しないとなっている。蓮舫氏が自民党とほぼ同じ政策を持つ野田幹事長を起用したことは、民進党が自民党に代わる政党になり得ないことを表している。民進党は自民党のような情というものがない
h安倍総理のような憲法改正の方向は怖い。安倍さんは国家の権限を強化して、国民の権限を狭めようとしている。鳩山の憲法改正論は逆で、国家の権限を狭めて、国民の権限を広げ、東アジア共同体ができたときにそれらの権限を移す内容である
h東アジア共同体とは、金融・教育・文化・エネルギー・環境・安全保障などの共同体で、東アジア議会の創設
第3部 副島隆彦
「トランプ新政権誕生後の世界政治はどうなるか」
・アメリカにしっかりついていかないといけないと、言うのが残念ながら日本の多数派
・アジア人同士戦わず。戦争だけはしてはいけない
・反中国の右翼である自営業者や経営者が中国の膨張に驚いている
・正しいか正しくないかとは関係なく日本は東アジア帝国である中国に取り込まれていくのが歴史的の運命
・エスタブリッシュメントを支配階級と訳していいのか
・中国を中心としたAIIBに欧州が協力したのは、お金の運用先を探していたから
・フィリピンは、スペイン→アメリカの植民地だったときに日本に占領された
・インドネシアの独立は日本の貢献も大きい
・日本は、国際的に名誉ある地位を占めるにはもう少し独立国家でなくてはならない
・戦後71年もなって自分たちの運命を自分だけで決められないのが問題
・独立国に外国の軍隊がいるのが問題
・日本人はアメリカのことを知らされていない
・トランプ大統領も国内で激しい攻撃にさらされる。トランプはマフィアの親分で強い
・自分がどういう立場なのかを自覚する必要がある
・私たちは読書人階級。日本人の1パーセントくらいしかいない
・頭のいい官僚やエリートでも本を読まない
・本を読むのは眼力か必要
・悪の学び方も必要