http://booklog.jp/item/1/B014QOEVHS

 

山崎元氏

 

 

読書メモ↓

 

・お金は自分が理解できている方法で着実に運用していくのが基本。まずは知識を身につける努力を。お金の相談は金融機関と利害関係のない人に

 

・年金は破たんはしないけれど、縮小していく。今の2/3くらいになるだろう。不足分を補うために、現役時代に手取りの2-3割を貯蓄に

 

・不動産の購入は、自分が住む物件を不動産投資と考えて損得勘定する必要がある。不動産は高額で分散投資ができないのでリスクも

 

・生命保険が必要な唯一のケースは貯金を含めた金融資産が少ない若い夫婦に子どもが産まれたケース。シンプルな掛け捨て保険で特約を就けなければ月3000円程度の保険料で。保険は損な賭け

 

・お金と適度な距離感を持つために

①収支のバランス感覚を養う②お金の基本をきちんと学ぶ③お金を人生の目的にしない

 

・お金が持つ5つの性質

お金は自由を拡大する手段

①欲求を叶える

②不幸を減ら

③運用で新たなお金を稼ぐことができる

④使い道は後で決められる

⑤あればあるほど安心できるわけでもない

 

・お金を稼ぐ2つの方法

①仕事で収入を得る

②お金でお金を稼ぐ

 

・お金は支払いができる手段。受け取ってくれる人がいるから価値がある

 

・精神的豊かさへの影響度

①稼ぎの多寡

②支出・貯蓄の習慣

③住居・不動産

④保険

⑤自動車

⑥資産運用

 

・銀行との上手な付き合い方

①窓口に行かない

②預金は1000万円以内に(ペイオフリスクに備える)

③生活費の2.3ヶ月以内が預金の目安

 

・②の対策

①複数の銀行に分けて預金

②個人向け国債を購入

③証券会社の投信MRFを購入

④その他金融商品で運用

 

・不動産は安ければ買う、高ければ買わない

 

・生命保険は原則加入すべきでない

保険は損する賭け

ほとんどの生保会社は付加保険料(2~5割あるとされる)を開示していない

積立も特約も必要なし

 

・ガン保険に加入するのは損

医療費の心配は無用。健康保険には高額療養費制度がある。

民間生保の医療保険は5000円の医療クーポン券1万円で買うくらい割高

医療費は健康保険で対応する。それ以上かかるお金は預貯金や運用で準備する

 

・公的年金は現在の月20万円から将来は13万円になるイメージ。不足分は自分で準備を

 

・借金返済に勝る運用はない

 

・個人間の貸し借りはしない。保証人にもならない。

 

・リスク資産は国内外国株式。無リスク資産は個人向け国債(変動金利10年型)と現預金

 

・リスク資産は日本と海外のインデックスファンドに

上場インデックスファンドTOPIX/ニッセイ外国株式インデックスファンド

MRF

 

・確定拠出年金を利用する

 

・インカムゲインとキャピタルゲインは合わせて考える

 

・FXはゼロサムゲームの投機。外国為替や外貨預金は現時点で薦めない

 

・株かは将来の見込みを反映して形成される

 

・毎日 日経平均・NYダウ・ドル円・長期金利をチェックする