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http://booklog.jp/item/1/4884746465
鍵山秀三郎氏の半生記。半生と経営と掃除、そして人間について語った書。
読書メモ↓
・当たり前の平凡なことをコツコツとやり続けることが大事で、一番確実な道。その最も実行しているのが掃除
・日頃から小さいことを大切にする、小さいことに気をとめるという習慣を
・会社の掃除を通して、物事にはムダなことがたくさんあるかに気づいた
・結果主義は誠意のない考え方。徹底したプロセス主義、過程を大事にする
結果主義とは、いつも比べる世界。心の安らぎが全くない。結果主義とは相対差を比べる世界。目先のことのみを追いかけて、小さな努力で要領よく成果を手に入れる
・人間は都合のいいことや自由にしてきたことを自ら断ち切ることはなかなか容易にできない
・経営者の思想が悪く、考え方が間違っていると、会社というものは決して良くならない
・「涙定量、汗無限」人間の一生流す涙の量は決まっている。若いうちに涙を流しておく。汗は一生流し続ける無限のもの
・逆境のときは、逃げずあせらず逆境と一体になって頑張り抜くこと
・したたかで傲慢な人というのは、人を傷つけ不幸にするだけでなく自分も不幸に
・ 「攀念智」(人を恨む、憎むこと)を持たないこと
・芥川龍之介「運命はその人の性格のうちにあり」
・世の中の、売上主義、利益主義、効率追求主義であればあるほど、お客様や会社にとって大切だと思うことを会社の中に取り込んで仕事全体を進めてきた
・世の中全体が相対主義と結果主義に陥っている
・比べるものがない人生、会社、これが絶対差でありプロセス主義
・自分にとって不利なことを受け入れる
・人間としての生き方で慎まねばならないこと、こうすれば将来よくなることを、わかりやすい実例で話しする
・社員の人生が良くなれば必ず会社が良くなる
・絶対に許さないことは、明らかに人が迷惑すること、人の心を荒ませることがわかっていて平気でやること
・「与えられたものは、すべて使い尽くさない」ホテルで使うのは、ちいさなタオル一本とお風呂のバスマットのみ。あとは持参する
・企業にとっての根っこは良い社風
・掃除は人の心の荒みを減らしたい願いから
・洗車したら事故が減る、汚れた車に乗っていると自然に気持ちが乱暴になる
・人に尊重されるには、相手を尊重しなければならない。まず、相手を尊重する
・きれいにするにはまず一部分からやるようにする
・日頃から単純で小さなことを大切にする
・(高橋佳子)三つの幸せ①もらう幸せ②できる幸せ③あげる幸せ ③を最も大事に
・自分の生活環境をきれいにしておくということはとても大事なこと
