- 借金の底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記/大和書房
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http://booklog.jp/item/1/4479771336
行政書士・不動産投資家であり、ふるさと納税本でも有名になった金森重樹氏。
自らが先物取引に騙されて借金を重ね、借金を返しながらそれをバネに自らのビジネスや投資を拡大させていった体験を本にしたもの。
氏のファックスDMの手法、一棟買いがリスクが小さいとする独特の不動産投資手法、ふるさと納税のノウハウ、大変参考になります。
読書メモ↓
・25歳で、数千万円の借金が1億2千万円に
・お金についての気づき
・借金が人生の師
・水は方円の器に随う
・物事の考え方や癖は 両親・きょうだい・親族などの家庭環境、学校の先生、友人 の影響を受ける
これらは、お金持ちになるのにマイナスの影響を与える
・親の保護は、社会に出ると、リスク回避には役立っても、リターンに対しては抑止的に機能する足かせになる。親に依存する子どもではなく、独立した経済主体でなければならない
・勉強とは生涯にわたるいい暮らしの約束
・学歴と生涯賃金には差が 強い相関関係がある
・企業規模と年収のほうが学歴より強い相関関係がある
・学校の教師は、労働者としての道を歩むのに必要な情報を提供はしても、お金持ちになるための情報の提供やノウハウは持ち合わせていない
・学校では教えないお金の知識の一つは税の仕組み
・源泉徴収制度は、ナチスが始め、日本でも太平洋戦争遂行のために始められた
・サラリーマンは年末調整の制度により、納税額も確認することもほとんどない状態に
・学校で教えてくれた教育とはまったく異なる系統の知識が世の中に存在していてお金儲けには必須
・事業はロジックによってきっちり仕上げるもの
・学生服は家の経済状態を感じさせないための配慮
・東大生の親の平均世帯年収は約1200万円
・学歴は子どもにどれだけの教育費を投入できる資力があるかで差が出てしまっている
・人間の面白さは行動を起こしていくことで現実を変容していくところにある
・不動産その他投資事業をやっていて節税も兼ねて車両を購入する場合には、4年落ちの車を2年ごとに購入するのがベスト
・投資→消費の順番
・富裕層は質素な方が大部分
・資本家精神モデル 資産が多くなればなるほど、さらに多くの資産形成のために努力する行動 お金持ちは消費や余暇からだけ満足を得るのではなく、富の蓄積することからも同時に満足感を得る。消費活動が苦痛になる
・お金に働かせる、レバレッジを効かせる
・お金を消費する活動は自傷行為
・借金を重ねて、必死でいいビジネス・ラッキーな人脈・特別なノウハウを探した
・人生の問題は自分で解決する
・人生の師は借金。その師に恩を返すことこそがこの問題を解決できるチャンス
・巨額の借金がある人間は、よくもわるくも普通の人とまるっきり違った人生になる
・世の中には金持ちになるのが簡単な業種もあれば、長い時間を必要としたり、膨大な社員を必要とする業種もある
・会計の知識仕組みを理解することが必須
・税理士は経営者より経営のことを知らない
・会社に利益をもたらしてくれるのは社員
・経営が苦しくなってきた時の打開策は売り上げを上げること
・不動産は売りから入れない。買ってからでないと売れない
・日本は土地本位制。土地が担保になれば融資は受けられる
・資本主義社会ではガリ勉の人間が権力の中枢に辿り着いて政治経済を支配する
・不動産業界は腕と度胸で成り上がることのできる数少ない業界のひとつ
・土地の上昇を自作自演できる鉄道系デベロッパーは倒産しない
・必要なのは、金持ちになるための仕組みについての深い洞察と、より高い思考のステージへの飛躍
・名簿は大事。江戸時代の呉服屋は店が火事になったら大福帳を井戸に投げ込んで逃げる。薬屋の名簿はお金になった
・自分の得意分野と苦手分野を理解する
・ゼロから1を作ったあとは、誰か会社をきちんと運営する人に任せたほうが自分が会社経営するよりうまくいく
・ビジネスは業種として見ず、マーケティングの責任者として見る
・自分が活かせる場所をきちんと自分で見つけて、自分ができないことはできる人にお任せする。自分の活かせる場所を作るために再建投資をする
・取り立てを受けた経験が出版のチャンスに
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・消費性の借金とお金を作り出すためのお金を完全に遮断してしまい、相互のお金の行き来をなくしていまえば、お金を作り出すためのお金は増えていく
・消費にはお金を使わない。腕時計はシチズンの3000円。華美な生活は慎み、みっともない生き方をするのが信条