帝国の逆襲――金とドル 最後の闘い (Econo-Globalists 16)/祥伝社
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・アベノミクスとは気分で景気を盛り上げる雰囲気づくりであり、心理戦争


・帝国(米国)の逆襲は新興国を計画的にいじめて資金を流出させることにある


・アメリカは米国債の暴落を恐れて中国とは本気で事を構えられない


・ソブリンリスクは本当はスペインとイタリアの破たんの危険が大きい


・アメリカは株価が崩れて住宅価格が崩れたら終わり。アメリカ人の財産は株と土地


・NASAは財政難で閉鎖状態


・アメリカ財務省は、税金取りの鬼となって、富裕層の国民に襲いかかる


・アメリカは2013年の新しい100ドル札の発行でデノミの準備に入った


・アメリカは日本のような国から資金を奪い取るしかない


・米国債の引き受け手が現れないと国債の暴落が始まる


・危機の本丸は米国債


・赤字でも課税する売上税が消費税の正体


・米株価の上昇トレンドはもうない


・日本財務省の決意と決断は、何があっても日本国債の信用を守り抜くこと。物価上昇2%の黒田総裁の発言は嘘八百


・ブレイナードは日本の金融・財政を上から指導監督している


・世界戦略家のズビグニュー・ブレンジンスキーがD・ロックフェラーに進言してオバマを大統領に育てた 

・ブレイナードを抜擢、育てたのはポール・ポーカー元FRB議長


・近いうちに日本の地銀・信金の破たんがあるかも知れない、地方の金を吸い上げて株や国債を買って地方はさらに疲弊する


・東京オリンピックを理由に東京一極集中がさらに進み地方は取り残され、日本は国民からどんどん税金を取る


・アメリカはBRICSの抑え込みを決めた


・アメリカの経済学者たちは、1970年代にはアメリカの成長が止まったということに気づいていた


・日銀が金融緩和をいくらやってもデフレを無理やりインフレにすることはできない


・竹中平蔵が連れてきた浜田宏一は米国に倣って金融緩和をするべきだと言っているが、やがて日本を去る


・FRBは信用失墜著しいドルと米国債の信用を守ろうとして、金の空売りで金市場を暴落させ、金殺しをやっている。金とドルの闘いは帝国の逆襲


・金価格はこれからは6000円台に上がっていく。いずれは金は取引停止に(でも売れる)


・ドルの崩壊とともに金の暴騰が起きる


・日本のエネルギー自給戦略は、本来サハリンから海底パイプラインで日本本土に持ち込めばいい問題。それをアメリカが邪魔して足を引っ張ってきた


・1973年に田中角栄が日本の財界人とモスクワまで行った。そこでシベリア開発に日本からの資金を投入してエネルギーの安定的な確保を志した。だからアメリカに田中角栄は叩き潰された


・がん保険でアフラックと提携する日本郵政の西室社長の後ろで糸を引いているのは竹中平蔵。これでゆうちょとかんぽの資金がアメリカに握られてゆく


・本当は経済特区は沖縄であるべき。沖縄全体を国際的な自由貿易の拠点にするべき