NHKためしてガッテン流死なないぞダイエット 最新版「突然死」のモト、ちょい太りも撃退!/KADOKAWA/メディアファクトリー
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NHK「ためしてガッテン」制作に関わった北折氏の本。氏がかつて番組を制作した過程において、

科学的医学的論拠を元に編み出したのが、


「死なない」健康長寿のための「計るだけダイエット」。


これは1日2回、朝食前、夕食後の体重を計り、グラフで管理することによって、自己管理で節制し、減量を実現させるというもの。


「計るだけダイエット」は人間の本能と心理を知り、うまく利用することで、ダイエットを成功させるのは、人類の歴史の中でほんのわずかだった飽食の時代に必要なスキルのひとつであることを実感できます。


NHKには言いたいことはたくさんありますが、いいものはいいのであって、フリーとなった北折氏の講演と著書を読んで、早速これを実行しています。


結果は追ってご報告できるかと。



読書メモ↓



・多くの人は自戒を込めてあるいは自虐的に自分の肥満を野放しにしている


・内臓脂肪が心筋梗塞の特効薬「レプチン」を分泌


・肥満を解決する方法はすでに解き明かされている


・ダイエット失敗の原因はがまん


・くも膜下出血は突然死、これががんよりも怖い


・突然死の確率を高めている喫煙をしていて家族を愛している、というのは大嘘


・自分が予定より早めに死んでしまう場合やっておくことのリストアップを


・航空機で命を落とす確率は10万人あたり0.0169人、心臓病は126.5人


・脳梗塞は一発で致命傷


・内臓脂肪は皮下脂肪よりも簡単に落とせる脂肪


・知ることが最大の予防


・脳ドックを受診し、脳梗塞を起こしやすいかを知っておくこと


・生き物にとっての運動とは食料を確保するための行動そのもの


・運動で消費できるカロリーはあまりにも少ない。運動でやせることは困難。むろん適度な運動はすべし


・短期間の間やせてみるのはダイエットではない。世にあふれるダイエットとは人体が生命維持のために備えているメカニズムに反した行為


・短期間の急激な減量で体重が失われると恒常性が働いて、脳が食事をとらなきゃという命令をだし食欲が高まり食べてしまう


・ちょっとしか食べなくていい体になることは、ちょっと食べ過ぎればすぐに太る体


・体内やせ薬、レプチンをうまく働かせようと思ったらゆっくり少しずつ体重を減らすこと、これがダイエット成功の最大のコツ


・日本人は太りやすい遺伝子を持っている


・内臓脂肪を減らすことによって心臓病や脳卒中を防ぐ


・内臓脂肪は第一倉庫、皮下脂肪は第二倉庫。脂肪は生命維持のため貯蔵するシステム


・男性は成長が止まったあとも食事の量が減らないと余剰分が少しずつ内臓脂肪に蓄積されてお腹がポッコリ出始める


・「死なないぞダイエット」でまず体重を3~4㎏落とすことは容易に


・糖尿病は血管の病


・透析患者の医療費は年間550万円に


・「計るだけダイエット」「死なないぞダイエット」での実績は月2㎏の減量


・計るだけダイエットはダイエットの努力を持続するモチベーションを簡単に保ち続けられる技法


・主眼となる点を反省ではなく喜びに特化させる


・朝食前の体重と夕食後の体重を計り、グラフに記入する。これで減らしたい欲望がわいてきて減ることが楽しくなってくる


・朝食前の排尿排便後が一日のうち最も体重が軽いタイミング(基本体重)一番重いのが夕食後、この体重を計り毎日グラフで結んでいく


・食べたら増える、当たり前の事実をまずは目で見てわかる形にする


・どうでもいいような食べ物でお腹を満たすことが馬鹿馬鹿しくなる


・このダイエットの目標は昨日よりも50g100g軽くなっていること


・「計るだけダイエット」の5つの基本ルール

①1日2回計る 朝、起床後、排便排尿後・夜、夕食直後 に計る(毎日同じ時間になるべく同じ服装で)

②計ることを忘れたときは気づいたときにすぐに計る

③1日の減量目標は50~100g

④グラフは朝の体重が基本体重、これが毎日減っているとダイエットはうまくいっていることに、規則的な右下がりのグラフになるように

⑤うまく減らすコツを習得する


・言い訳欄で、たまには美味しいものは食べるべき


・停滞期は必ずある。停滞期はうまくいっている証拠。食事の量が減ることに慣れようとしている


・リバウンドは計るのを止めてしまったとき


・体重5%減をとりあえずの目標に


・血液検査をしてメタボ体質かどうかを確認する


・体重計は50g100g単位のデジタルで


・腹写真を撮っておく


・人間の喜びは他人が褒めてくれたときに倍増する


・体にいいもの(野菜・豆・魚・カルシウム源)を自然に食べようとするようになる


・まずは運動より食事制限


・外食のコツは半ライス・一口残し


・食事は1日のトータル量で


・体重が上昇傾向になると食べ過ぎに気を付ける気持ちになる


・1日分のドカ食いは3日で回復、3日増えたら5日で回復


・ウオーキングよりも「ウオーーキング」燃費の悪い歩き方、大股で歩く。歩くと自転車の3倍の消費カロリー


・筋肉痛は筋トレになる


・認知的一貫性理論=思っていることとやっていることが一致しないと気持ち悪い


・ダイエットが順調に進んだら「腹筋」がおすすめ。腹が割れる期待から持続できる


・外食では行きたくなくてもトイレに行って食べ続けることをリセット


・グルメになって少ない量で満足する


・つまらないもので食欲を満たすつまらなさ


・ダイエットが順調で3か月くらいした中級者は、筋トレを。思い立って気が向いたときに、腕立て伏せ・懸腹筋・懸垂


・筋トレはゆっくりじんわりすると効き、筋肉を効率よく肥大化させてくれる


・積極的にヨーグルトを


・自分の体重史を知る


・空腹時こそわざと運動、内臓脂肪や皮下脂肪を減らせる


・歩きながら腹式呼吸で腹筋を鍛える


・食事前に豆乳を飲んで食欲を抑える


・最初小走りウオーキング、CO2を排出すると脂肪を減らせる


・人類が太りだしたのは700万年の歴史の中でほんのここ数十年のこと


・空腹とは、かつては生命維持にとって邪魔ものだった、この概念を変える


・空腹感とは、脳の中枢が感知する血糖値低下の情報。空腹時こそ脂肪減少のチャンス


・「空腹は幸福の手紙」


・やせる究極の目的はやせることではなく、健康長寿と自分のことを好きになれること。まだまだやれる自分を手に入れること