○岩本沙弓


・そもそも税金の考え方に脱税と節税がある。節税は個人・企業の権利であるためとことん追求して何ら問題はない、一方で脱税は違法行為であるため、決してしてはならない。ただし節税と脱税の線引きが非常に曖昧になる背景に、その中間には「避税」と称される巨大なグレーゾーンがある。


○大村大次郎


・個人から贈与された場合と法人から贈与された場合は税金が違う


・個人から個人へと贈与された場合もらった側は贈与税がかかる。が、法人から個人に贈与された場合は、もらった側に贈与税ではなく所得税がかかるが、株式の場合一時所得として普通の所得税の約半分で済む


・事実上不自然に税を逃れているのに非合法ではない、というのがタックスヘイブンでは成り立つ


○金子勝


・パナマ文書で本質的には金融資本主義の抜け穴が見えてしまった。誰のための資本主義か、経済・税制かが白日のもとに晒され、1%のための税制であることが暴かれてしまった。タックスヘイブンを使って資産を持っている者だけが資産を増やし続けられる


・日本では税金の不公平さを示すトーゴーサンピン(10・5・3・1)という言葉は税当局が把握している所得の割合 会社員は10割 自営業者は5割 農林水産業者は3割 政治家は1割


○中山康直~世界で進む大麻の合法化と規制緩和


・大麻草に含まれる薬理成分は250種類の病気や疾患に効果がある


・医療に大麻を有効利用していく取組みが始まっている。これはビジネスチャンスでもある


・日本では大麻取締法で使用が固く禁止されていて閉鎖的。大麻は麻薬で危険という認識のみが日本で広くもたれている


・大麻は自然の植物であり麻薬ではない。大麻に秘められた可能性はこれからの時代に必要


○佐高信


・自民党と創価学会という水と油は決して理念によって結びついたのではない。利害によって結びついた


・学会と公明党は自民党にスキャンダルを握られて、平和や福祉といった理念を捨て、自ら自民党にすり寄った


・そのスキャンダルとは、(佐高の言)

日蓮正宗の本山大石寺がある静岡県富士宮市は山口組後藤組の縄張り

学会が大石寺と決別して後藤組が学会のボディガードに

学会と後藤組が食い違いが生じて、後藤組が学会を攻撃

公明党都議会のボス藤井富雄が後藤忠政と会った

がそれをビデオに撮られ密会ビデオの存在が当時野党だった自民党の野中広務らの知るところ

ビデオ反学会活動をしている亀井静香ら4人の襲撃を依頼した意味も。それで学会は自民党に全面降伏した(学会側は否定しています)


○東小雪


・同性婚をめぐる議論の中で、24条については「解釈改憲」と言われるのは残念


・男女のカップルが結婚できて男性同士、女性同士が結婚できないのは不平等


・同性婚の実現は、同性愛者だけのためのものではなく、平等な社会へ向かうためのもの