[超訳]論語 自分を磨く200の言葉 (PHP文庫)/PHP研究所
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古典は人間の本質を捉えて、時代が変わっても普遍的な価値を持っているから古典になるのでしょう。

「論語」は人生の教科書として、置いておくべき数少ない本。

この本は超訳なので、基礎の基礎となるわけですが、漢文の原語をいくつか覚えておくための少しステップアップした「論語」も携えておいた方が自分にとってはよさそう。

・学問は人格形成が第一 人徳を備えた人物になるように努力すること


・過ちを犯したら、対面など繕わないで、ただちに過ちを改めるべき


・天命を活かす 15歳「志学」 30歳「而立」 40歳「不惑」 50歳「和命」 60歳「耳順」 70歳「従心」


・人を見極める「視・観・察」

外面に表れた行動の善悪を視る/人の動機を観る/人の着地点がどこかを察する


・まず実行せよ 君子とは、まず行動を先に見せ、その後にものをいうもの


・思うことと思い込むこととは違う 


・知るということは、知っていることは知っているといい、知らないことは知らないということ、これが本当に知るということ


・道義から考えて、当然しなければならないことをやらないのは、勇気がないから


・愛のない礼は礼ではない


・義に従い道を選べ


・自分の利益のみを考えて行動すると、人から怨みを受けることが多い


・立派な人は義で理解し、心のできていない人は自分にとっての利益の有無で理解する


・仁は心の中にある徳である 自分が求めようと思えば、心に応じてすぐに求められるもの


・普通の人が陥りやすい4つの欠点

「意」意地を張ること

「必」無理をすること

「固」固執こだわること

「我」我執こだわること


・平穏無事なときは君子も小人もその違いがわからないが、事が起こってはじめて君子の節操がわかる


・目先の利益にとらわれると、大きな事業をやり遂げることができない


・君主に仕える道 絶対に欺いてはいけない。君主に過ちがあれば、逆らってでもこれを諌めなければならない


・公平無私をもって怨みに報い、徳には徳でもって報いるべき


・心のできた人は何ごとも自分の責任とするが、心のできていない人は何ごとの他人のせいにする


・矜持とは、自分なりの誇りを持っていて人と争わず、多くの人に囲まれていても付和雷同することはないこと


・人は誰でも過ちを犯すが、過ちを即座に改めることができれば過ちにはならないが、過ちを知ってもごまかして改めないことを本当の過ちをいう


・言い訳は見苦しい。過ちはすぐに改めよ