○佐高信
金時鐘氏について
- 朝鮮と日本に生きる――済州島から猪飼野へ (岩波新書)/岩波書店
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・政権与党に票が入る。その人たちが日本の詩の絶対的多数を占めているということは、政権与党の絶対多数と重なり合っているということです。いながらにして体制側なんです
「詩人は本当のことを言う人。権力になびかず、時代の危機を予見できる人、であり、一篇の詩で牢につながれたり、死刑にされたりする人がうちの国には時代の変わり目にいつもいた。だから民衆は、詩人はあってはならないことに絶対与しないという尊敬にに刃物を早くから持っている」
○「仕事のやり方でやる気を高める」
・読んだメールにはその場で返信する。素早い返信で仕事相手のやる気を高めるのも大切な仕事術
・苦手な人こそ好きになる。人間関係を円滑にするた基本は、その人の美点を見つけるようにし好きになること(好意の返報性)苦手な人と付き合うことは自分自身と向き合うという側面も
・人を褒めてやる気にさせるコツ。「褒めるのではなく讃える」(私は●●が素晴らしいと思いました)と私主体で讃える
○小沢一郎
「検察の好き嫌いや時の政権の意向によって捜査が左右されるとすれば、日本はもはや民主主義国家、法治国家ではなく、事実上の独裁国家と言えます。独裁政権が何をしても許されるという前近代的な国でよく見られる光景です」
「検察はまさに権力の犬、安倍政権の言いなりに成り果てた」
「いまの安倍政権は権力の濫用を何とも思わない。これほど権力の濫用をする内閣はいまだかつてない。昔の自民党は、権力を持っていても露骨に使うことはしなかった。マスコミに対しても安倍政権は高圧的です。少しでも批判的な発言をすると、コメンテーターやキャスターが次々に飛ばされてしまう。高市総務大臣の電波停止発言は身勝手な前近代的な独裁国家そのもの」
「権力は必ず腐敗する。特に安倍政権はおごりたかぶっているので、必ず金権腐敗が起こる」
○浜田宏一
・タカ派の政治家の方が、長期的にはかえって国際平和に貢献するという事実。安倍首相のぶれない姿勢が逆に各国首脳の態度を軟化させるように見える
・平和憲法と日米安保条約は、戦後の日本の高度経済成長をもたらした車の両輪といえる
・日本は平和を守るために相応の抑止力を持たなければならない。それには多大な財政負担を伴うので、日本単独では困難。そこに安保条約の存在理由がある
・憲法改正論で一番危険なのは、日本の一部にあるように、安全保障体制の強化だけでなく、政治に民意を反映させる民主主義や、国民の基本的人権を認めるシステムを変える動き。我々がものを自由に言える今の社会を保証してくれる憲法の根本原則を変えようとする動きは歴史を逆戻りさせるもの
○むのたけじ
「日本がポツダム宣言を受諾した時、、日本政府と国民が自分で自分たちのしたことを裁いて、処理しなければならなかったのにそれをやらなかった。そこが最大の問題なんです。これをやらなかったから連合軍から憲法を与えられた。戦争放棄を謳った9条に私は飛びついたよ。日本はこれを掲げて世界の平和運動の先頭に立つべきとね」
・9条は日本の対する連合軍の裁き、死刑判決の側面もある。国家を持つ資格はないと
「9条の二重構造に気が付かなければならなかった。世界の平和運動の先頭に立てるという希望と、実は国家とは認められていない屈辱。希望と屈辱のはざまで日本人は身悶えし、その上で平和運動の先頭に立つべきだった」
○佐藤梓
「安倍政権には、国民の批判の声に耳を傾けて議論しようという姿勢がほとんど感じられません」