坂本光司


・好不況にほとんど関係なく好業績を維持している会社が全体の上位10%程度存在


・業績が良くないのは、経営に原因がある、外部環境のせいにせず自分の足元を見直すこと


・67年増収増益の伊那食品工業 「企業は社員の幸せを通して社会に貢献する」が経営理念


・今の業種と他の業種をドッキングさせたり、業種を川上・川下に攻める、時代の変化に適応進化させる


・現在は多品種少量・多品種微量が求められる時代


・企業の目的はただ一つ、「会社に関係するすべての人を幸せにすること」


・赤字経営は社員を路頭に迷わせる


・業績だけ言っていると必ずおかしなことになる


・経営者が大切にすべき人の順番

①社員とその家族

②社外社員(協力会社)とその家族

③顧客

④障がい者や高齢者

⑤株主や出資者


・ただしい企業は滅びない。自然の摂理と原理原則に則って第三者的な客観的視点で決断する


アンドリュー・デヴィット

・日本の中東への石油依存度は82.1% サウジは36.4% イランと一触即発状態のサウジにこれだけ依存している。日本はオイルショックに対して極めて惰弱な体質。省エネや創エネへの取り組みはまだまだ不十分


江田憲司

・財務省は日本株式会社の経理部。会社には経理部が必要だが、枢要なポストすべて経理部出身者が占めている会社は堅実で安定するかもしれない。でも高度成長の時期を通り越して成熟し、未来を切り開いていこうとしている国では経理部ではなく、企画部とか研究開発部が元気でなければならない


・90年代以降も霞が関や永田町をとりしきっているのは相も変わらず大蔵省。大蔵という名前は民から搾取した穀物や反物を収納していたのが大蔵。この名が大蔵官僚たちの誤ったエリート意識を下支えしていて財務省というネーミングに変えた


・経産省には存在意義がない。かつて通産省が特定の業界を支えた。昔は行政指導があったがいまの経産省には基盤と政策ツールがほとんどない


・しかし、政権にとっていちばん使い勝手がいいのも経産省。彼らはよく勉強し、民間企業や研究者とも頻繁に接触していて素早く問題点をとらえ、政策提言ができる


・本来官僚は政治がつくった法律を粛々と執行する行政官にすぎない


・麻生太郎さんは、官僚は使いこなさないといけない、と言いながら実際は官僚につかいこなされている


・安倍政権のナンバー2は今井尚哉(秘書官・経産官僚)。次いで菅官房長官