学校で教えない性教育の本 (ちくまプリマー新書)/筑摩書房
¥734
Amazon.co.jp

地元の産婦人科医の本、かなり前にご本人とお会いして買ってやっと読んだものです。

中・高校生向けの本ですが、この程度のことがわかっていない若者が多いという危機感もありますね。


日本人が江戸時代の性のおおらかな時代だった時代があったにもかかわらず、明治以降に日本が欧米の植民地になることを恐れ、その帝国主義・資本主義とともにキリスト教的価値観のいい面悪い面を丸のみ模倣してしまった部分もあるのではないかと。これからの検証ですが。


大事なことこそ、伝えるべきなのは、「歴史」・「資本主義社会の実態(マネー)」・そして「性」かなと愚考します。



・セ○クスは他人から言われてするものでも、みんながしているからするものでもない


・セ○クスの目的は①子どもをつくるため②相手とのコミュニケーションのひとつ


・セ○クスという行為じたいは簡単にできてしますが、愛情のないセ○クスは必ずいやな思いが残る


・セ○クスは本来、おたがいの気持ちがさらに通いあい、ハッピーになる豊かなもの


・行動を起こす前には少し考える習慣を


・安全日はない


・セ○クスすることの重みを理解しよう


・出産はいずれにしても当人は大変なこと


・セ○クスとは愛情表現のひとつ、おたがいに愛し、愛されたカップルどうしだけの行為