昨日のシンポジウムメモです。このビックメンバーに二度と会えないかも知れませんね。
戦後70年特別シンポジウム 徳島新聞滴翠クラブ拡大例会
「ともに歩む これからを生きる」
瀬戸内寂聴×山田洋次
瀬戸内寂聴×山田洋次
・戦争を知らない世代に戦争を伝えていくこと
・戦時中は大本営発表だけだった、政府はウソをつくもの
・子どもまで日本に刃向かう国はやっつけろという意識だった
・いい戦争、聖戦だと教えられた。戦争殺し合い。いい戦争はない
・ガナルカナル、ペリリューなどの戦いは送り込まれて補給を断たれ、多くの兵士を餓死させた世界に類を見ない玉砕戦だった(山田)
・国会前はひとりで行った。若い人が立ち上がっていることに感銘を受けた
・60年安保のときは、学生と労働者が政府をつくれると信じていた。時代は違うデモを見ていると希望があると思った(山田)
・最澄 「忘己利他」自分の得と幸せよりも他人の得と幸せを(お釈迦様)「殺すなかれ殺させることなかれ」
・今の首相の言葉は感動しない(山田)
・戦後の価値観はまずはお金、拝金主義になってしまった。大事なのはお金で買えないもの、「人の心」
・右肩上がりの経済、その信仰を捨てないといけない(山田)
・瀬戸内寂聴いのちがあれば「家族」をテーマにした作品を書こうかと
・子どもは授かりもの、でもこれからはいろんな家族が出てくる
・来年の映画は「家族はつらいよ」(山田)
・病は気から、楽天的で死ぬとは思わなかった、寝たきりになるなら死んだ方がいい