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「日本経済の現状と展望」について伊藤元重氏(経済学者・東大大学院教授)の講演

「オリンピックまでに日本も世界も大きく変わる」

・企業の平均寿命は日本12年、アメリカ6年
・人口減所得減の日本経済は、2%の経済成長しないと大変
・日本は人口22万人減、生産年齢人口は118万人減
・労働生産性を10~20%上げないと生き残れない、企業の7割は対応できて3割は撤退になるだろう
・日本の農業は上位7%の農家が農産物の50%を生産している
・税収は10兆円増、42兆から52兆へアベノミクスはひとまず成功
・安倍政権へは様々意見があるが、安定長期政権で2020年オリンピックまでの経済政策面の道筋がつけられた功績が大きい
・航空自由化・ビザ緩和で外国人観光客増加は顕著
・金融緩和で日本の実質金利はマイナス
・日本人の年収の4倍が金融資産の目安。その大半が預貯金
・家計より企業(大企業中心だが)が貯蓄を増やしている
・①少子高齢化~20年間景気が悪かったので人が集まり人材不足が顕在化しなかったが今顕在化してきた
・②グローバル化は大企業でも選択と集中、広域化や差別化を進める、強いものが何か、リスク分散のバランスも
・③ICT化が世の中を変えていく~モノが情報を作ってしまった、ICTを軽視したウォークマン、ノキアの例を見よ。Amazonが最高の品揃えで最低の価格を提供。流通のプラットホームが変わった。