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木村草太・内山奈月
木村
・憲法はただあるものではなく、議会政治の理念を実現するために自分たちで立てるもの→立憲主義
・議会の仕事は憲法で決まっていなりルールを法律をつくって決める立法機関
・多数決は少数派が存在感を示すためにやるという側面もある
・男女の平等と個人の尊厳という理念を実現するために24条が作られた 同性婚は禁じられていないのではないか
「憲法改正とは国民から湧き上った理念を吸い上げたものでなければいけません。今の自民党の改憲草案はこのプロセスを決定的に欠いている」
上野妙実子
・憲法は同性婚を否定しておらず、24条と13条から認められる。両性を同性でも良いと解釈すればよい
白井聡
「原爆の悲惨を語り継ぐ努力は、戦後の平和国家日本の表看板を支える要因として機能し、非核三原則をはじめとする国家原理をもたらしたが、今日露となっているのは、沖縄核密約に象徴されるようにこの原理の内実が常にすでに骨抜きにされたものにすぎなかったという事実である」
谷口真由美
・改憲、護憲の前に、まず知憲
・国民には憲法尊重擁護義務は発生しない。99条には憲法を守らなければいけない人が書いてある
吉見義明
・安倍首相は大日本帝国の栄光を戦後民主主義を飛ばして現在の経済大国とつなけるような歴史観を持ちたいようですが、その飛ばそうとしている時代が大事なのではないか
文部省の「民主主義」1948
「独裁主義は、民主化されたはずの今後の日本にも、いつ、どこから忍び込んで来るかわからないのである。独裁政治を利用しようとする者は、今度はまたやり方を変えて、もってじょうずになるだろう」
「それを打ち破る方法は、ただ一つある。それは、国民のみんなが政治的に賢明になることである。人に言われて、その通りに動くのではなく、自分の判断で、正しいものと正しくないものとをかみ分けることができるようになること」
・メディアは、世論を正しく伝える代わりに、ありもしない世論をあるように作り上げたり、ある一つの立場だけに有利なように世論を曲げて行ったりする非常に有力な手段ともなりうる。国民が賢明ならメディアは真実を報道するようになる
「制度だけが民主主義的に完備したといっても、それを運用する人が民主主義の精神を自分のものにしていないようでは、よい結果はけっして生まれてこない」
「全体主義の特色は、個人よりも国家を重んずる点にある。独裁者といわれる人々は、国家さえ強くなれば、すぐに国民の生活も高まるようになると約束する」