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加谷珪一

これまでの日本の富裕層は、各地に根ざしたオーナー企業の経営者や開業医、土地所有者が大半。
富裕層はコミュニティーも基本的に彼らの仕事を軸に形成されてきた。

都市部に集中するニューリッチは、特定の業界に偏っているものではなく、相互の関係も希薄である。だが、SNSなどのコミュニケーションツールを媒介にして、緩い状態ながらも確実なコミュニティを形成している。徐々にではあるが、従来型の日本社会の仕組みを変えていく原動力になっていくだろう。


山口京子

お財布は今のあなたを映す鏡。
お札をくずすと逃げ足が速くなる。できるだけ小銭を先に使いたい。

よい財布に共通するのは、外見がキレイなことと、中身はお札の向きが揃っていて一万円札から千円札までが金額順に整理されていること。レシートや領収書も決められた場所にあってスッキリしています。

亀田潤一郎

お金づきあいは人づきあいと同じで、稼ぐ社長ほどお金を大切に扱います。お金を大切に扱う人は、長財布を持っていることが多い。

吉澤大

・ここ数年の税制改正は、法人は減税、個人は増税という姿勢が鮮明。背景にあるのはアベノミクス。

・所得税は住民税と合わせた最高税率は2015年に50%から55%に
・給与所得控除も縮小。年収1500万円超の人の上限額は245万円だが、2016年からは1200万円超の人は230万円に、17年からは1000万円超の人は220万円と頭打ちに

須永珠代

ふるさの納税の今春からの変更

・夫が会社員、妻が専業主婦で16歳の子どもが1人いる場合、年収500万円ならば4万円までの寄付で38,000円、年収800万円ならば11万円までの寄付で108,000円の控除となる
・控除額の上限は、ふるさとチョイスにある控除額計算シートで割り出せる
・2015年度分からは、寄付先が5自治体以内であれば、申請書を寄付者が自治体に提出することで確定申告不要制度を選択できるようにら、この特例を受ける場合、所得税ではなく翌年の住民税から控除される

大前研一

・72年の沖縄返還に際して、アメリカ政府は軍政がこれまで通りなら、民政については返還する、という条件を出した。だが時の自民党政府は国民に一切説明せずに返還の手柄だけをアピールした。米軍が沖縄の基地に核を持ち込もうが、貯蔵しようが、日本政府は文句を言えない

・アメリカは民政は返してやったけど、軍政は自分たちの権利と考えている

・民政だけは返すという日米両政府の密約について、日本政府は国民に対して口をつぐんできた

・沖縄振興予算の総額は10兆円超、そのほとんどが公共事業