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昨日、(4/20)いわゆる地域商品券、地元では発売日に入手しました。多くの発売所では並んだにも関わらず売り切れだったり、一部の販売所では周辺大渋滞だったとのこと。
昨年はプレミア10パーセントでしたが、今年は20パーセント、5万円で6万円分使えるのはいいのですが、普段はクレカ+ポイントで恩恵は受けているから期間限定の現金に近い券を使うのは違和感があるが、ものは試し。
いずれにしても、地元商店の活性化、消費喚起に繋がればよいのですが。
(ちなみに、写真の商品券は家族申し込み分です)
今回は予算の都合もあり商品券の発行額も限られており、多数の販売所にて商品券の売り切れが出ている旨伺っております。私も立場上プレミアム商品券に関わっておりますが、今回の不満や不公平感を少なく出来るよう制度の改善が必要なことは間違いありません。
今回は検証が必要でしょう。昨年は広報は充分ではない印象がありましたが、それでも多くの方々が購入に来られましたし、今回は広報はしっかりしていたものの、事務処理能力を超える方々が詰めかけたわけですから。
国は確か1999年に地域振興券を一律2万円を配ったことがありました。当時もいろいろ批判もありましたが、1997年に消費増税、都銀や証券会社が倒産したりとバブル崩壊後遺症も重なった不況がそれだけ深刻な状況が続いてたこともあったものと思われます。
今回は国の補正予算もあって全国的に多くの自治体が実施し、商工会議所などか事務窓口を務めたもので、予算の限界もあるため申し込み方式にしたものと思われます。税金を使ってこのような商品券を発行することは地方経済がそれだけ厳しいということも言えます。今後も毎年毎回このような商品券発行があるかはわかりませんが、その方式や申し込み方法は改善が望まれるでしょうね。
地域商品券は、過去の実績から税金を使った消費喚起という意味では、本来禁じ手に近いもの。
また、地方では疲弊している小売店のためには恵みの消費となることは間違いないのだけれど、
成熟型産業の淘汰はやむを得ないこともあり、単なる弱者救済だけでは社会の発展に結びつかない。大変考えさせる出来事でした。