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三浦瑠璃
・世界基準で見れば、日本の経済政策も社会政策も相当に左
・戦後民主主義が達成してきた成果を否定しようとする人たちは、実質的に存在しない
・安全保障と歴史認識の分野だけは、違う
・安倍政権での防衛費の増加や安保法制の改定をめざす動きは、一見右寄りに見えるが、中国の軍事的脅威の増大と米国の力の低下という実情にリアルに対応するものと見るべき
・歴史認識は、明らかに右的な言説が明らかに目立っている。背景は安保同様中国の台頭、韓国の反日的行動など近隣情勢の変化。戦争体験者が少数になっていることも影響。
・歴史認識は右にとっても左にとっても害のないテーマ。
・日本の広範な合意が存在。中福祉中負担、基本的人権や個人主義の尊重、防衛主体の軍事力保持。
・日本が右傾化する可能性は低いが、政治家が歴史認識に基づきナショナリズムを煽ったときはその可能性も。政治の知恵に期待する
佐高信
・西村正雄(安倍晋太郎の異母弟)
「晋三は、小泉総理の靖国参拝を巡り、心の問題、という理屈を持ち出しているが、靖国神社参拝は心の問題ではない。歴史的事実の問題だ。赤紙一枚で去勢的に徴兵されて戦死した兵士と、戦争を主導したA級戦犯の職業軍人が合祀されている靖国神社への参拝が、アジアだけでなく国際的にも、心の問題という方便は通用しないということが晋三には全くわかっていない」
山極寿一
・本来男のほうが女々しい。日本では男性は女性を家から出さず、女性だけの閉じたコミュニティにしておくことでなんとかコントロールしようとしていた
・女性は雑談ですぐに親しくなれる。おしゃべりの能力が違う
・哺乳類には生物学的父親はいるが、社会的な父親は必要ない。子どもを育てるのはメスだけで、オスは種付けして去っていく
・人間社会の場合はもう一段加わって、男が父親になろうとするだけではダメで、社会からも父親として認めらる必要がある
・父親というものは文化的なもの。母親もそう。人間の親子は文化的なもの。生物学的な血縁関係がなくても成立しうる
・女性のパートナーであったり、女性に奉仕するような男性が好まれつつある
・少子化問題は単体の母子にお金をかけるのではくて、地域で子どもを育てる仕組みをつくらないと解決しない
クリストファー・ライアン
「性の進化論」
・女性も男性と同じように強い性的関心があり、一夫一妻制は自然の摂理に反する
・性的関係を燃え上がらせるものは障壁。相手に魅力を感じるからこそ情熱が生まれ、情熱をさらにかきたてるのが障壁
・魅力の源泉は自信。その次に上質な靴。自らに自信が持てるような生き方ライフスタイルを選び、いい靴を履くこと
・女性というももは相手の男性に敬意を払われ、価値を認められているという点を重視する
・周囲への配慮ができる人は女性への配慮もできる
・間違った相手に悪あがきするくらいなら、自分のよさを認めてくれる次にいったほうがよい
・一夫一妻制とはあくまで経済的な意味で私有財産を子どもに相続させるために女性の性的関係を束縛するシステムにすぎない
・人類はおしなべて何か新しいものに興味を示すということ
北村邦夫
・性は若者や子づくり世代の特権ではなく、生まれてから死ぬまでの生きるエネルギー
・セ○クスの三つの側面①生殖②連帯(触れ合い)③快楽