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田岡俊次
・自衛隊は防衛組織が公言される点で労働組合に似ており、誰もが自分の部隊の権益を守ろうとするため、まさに自衛隊との自嘲も聞かれる
・自衛隊の利益を考える人が国の総参謀長になっては危うい
小池清彦
・防衛省の文民統制という原則は1950年の警察予備隊発足以降、軍人の暴走を許した戦前の苦い経験から確立されました。それを崩そうという企ては、とにかく自衛隊を動かしたくて仕方ない安倍首相と無関係ではないはずです。
・文民統制を廃止し、一度作戦運用の全権を軍人に渡したら、取り返すのは不可能。集団的自衛権の閣議決定より危険な事態に直面している
中島岳志
・国家というものは、多くの権限を握っているが、権限だけ持っていて、それに対する責任を取らなくていい権力とは、実は非常に戦争をやりやすい権力になる。これはネオコン的な権力の本質。
竹信三恵子
・ピケティによれば、戦後世界の平等化は二つの大戦による富裕層の資産の崩壊と戦費調達のための富裕層への課税強化、ロシア革命による革命への不安と兵士を送り出す低中所得者層への配慮、大恐慌による統制経済への合意などによる再分配の仕組みの構築があったからこそ可能だった
・日本では、グローバル化による製造業の海外脱出で柱となる雇用が失われ、所得を見る限り格差どころか国民全体が下へとずり落ちつつある。そんな中過去の蓄積の結果である資産の有無が人々の生活を一段と左右し、格差拡大を生み出す。成長と賃金から資産と再分配に焦点をあてた経済政策へと力点は移らざるをえない
白井聡
・1996年のに発表されたサザンオールスターズ「平和への琉歌」の戦後日本批判のメッセージは強烈
「この国が平和だと誰が決めたの?」沖縄の犠牲化によって成り立った本土の平和主義の欺瞞を真っ直ぐに指摘している
マイケル・ペン
・民主主義が正しく機能するためには、市民が知的好奇心を持ち、情報に通じていることが必要
高島伸欣
・近衛奏文1945年2月14日は近衛文麿が昭和天皇に降伏交渉を開始を進言
近衛は負け戦がこれ以上続けば軍部や国民の不満が高まって革命が起き、国体護持が不能という最悪事態になる、と指摘。最善の策は降伏交渉に踏み切ることだと提案
もし天皇がこの進言を受け入れていたら、3月以降の東京~全国の大空襲、沖縄戦、広島長崎の原爆被害、朝鮮半島の分断なども防げたはず
先月3/27に落としたと思われる小銭入れとSuica付クレジットカード、現金395円が届けられている、ということで地元東警察署に引き取りに伺いました。届けてくださったアミコのお店の方はじめ関係者にご迷惑とお手数をおかけしました。本当にありがとうございました!感謝感謝です!日本は親切心と良心に溢れております!
