3/30
幣原喜重郎氏から聴取した平野三郎氏
憲法9条は、幣原喜重郎が発案、マッカーサーが支え、草稿の協力をした、というのが通説
「世界は結局一つにならなかればならないと思う。つまり世界政府だ」
・幣原氏は憲法9条の堅持が日本の安全のために必要だと考えていた(警察力は必要との立場)
・日米親善は必ずしも軍事一体化ではない
・軍縮を可能にする突破口は自発的戦争放棄国の出現を期待する以外にない
「ほんとうの敵はロシアでも共産主義でもない。敵は戦争それ自体である」
辺見庸
「安倍が「戦後レジュームからの脱却」と言うところの、いわゆる現行憲法を軸にした「戦後レジューム」とは何だったとうことです。戦後レジュームからの脱却を叫ぶ人たちが、どういう展望を持っているのか。そして戦後レジュームからの脱却に反対であると叫ぶ人たちは、つまり憲法改悪には反対だと主張する人たちは、どういう展望を持っているのか」
「ぼくは非武装反戦でなにが悪いのだと思っているんです。丸腰論者です。自衛隊までは許されるとは、専守防衛ならいいとか、憲法に対する認識の曖昧さと、その論拠のなさが、戦後民主主義からの個々の主体性を奪っていった。いくら少数派でもはっきりさせておきたい」
「ポツダム宣言もサンフランシスコ講和条約も、アメリカの論理です。だけど、これを覆すには、覆すだけの根拠が必要です。それが(自民党も安倍も)見えない。見えるのは、彼らが戦後体制と、われわれにとって常識だった近現代史を、次から次へと覆そうとしているということです」
荻原博子
・中小企業は円安による原材料費の高騰、人件費の上昇、消費増税の3重苦
・アベノミクスは小泉内閣と同じくグローバル化を進め、下からお金を吸い上げて、上の方に厚く回す政策を繰り返している、上はいいが、下はどんどん沈んでいく
・グローバル化というのは要するに日本が米国になるということ
・日本の株の7割が外国人の保有、グローバル化や規制緩和をやらないと株価が上がらない
稲盛和夫
・中国は「先に富むことができる者から富め」という「先富論」の思想がベース
・全従業員の物心両面の幸福を追求することが会社が存在する目的
・成功を持続させる働き方として大切なのは「無私の心で働く」
・社長は企業に対し無限大の責任を持つこと
・「心を磨く」ということこそが人生の目的であり、人生で最も大切なこと