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安倍晋太郎

(日中関係について)「日本が侵略したというこの事実は覆せないことです。それはやはり歴史を踏まえた姿勢で日中関係に対処していかなければならないと思います」


田中優子

「(一部の)男性の関心事は自分の誇りのみ」

「女性が生きて働いていられる社会とは、男性が女性をひとりの人間として、プロジェクトの同僚として、互いに意見をかわし、競い、働く社会である。(「女性を活用する社会」という言葉にあるように)男性が女性をおのれの目的のために活用する社会ではない」


東郷和彦

「河野談話の堅持から始めることです。この談話で最も評価すべきなのは、加害者として、道徳的立場からの反省を認めている点です。それを外したら、「慰安婦」問題について日本国家として責任がないということになる」

「日本の名誉を主張する一番の立場は、日本帝国の下で起きたことは、最終的に日本の責任だという立場に立つことだと思います。それでこそ、世界は日本の立派さにうたれると思います」


ロジャー・パルバース


日本人にしか世界で果たせない役割がいくつかある


・仲介者としての役割 

朝鮮半島・中国から宗教思想文化を取り入れ、明治以来欧米から文明を吸収し、消化してきた歴史的経緯から→中国と米国を共によく理解している

・日本は世界最大の世俗主義の民主国家でありながら、世界中のすべての宗教に対し経緯を払っている

宗教対立が起きても、一方の宗教に肩入れしない立場


・仲介者としての役割を果たすには、米国からより自立して中立的な政策を取ることが条件

・過去のけじめ 自国の過ちを認め、けじめをつけることこそ本当の名誉であり、プライド

安倍首相は戦前のような日本が名誉だと思っていないか