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佐高信
自衛隊の統合幕僚会議議長だった栗栖弘臣が2000年に出した「日本国防軍を創設せよ」という本によれば、
「国を守るということ」という節にこうある。
「自衛隊は国民の生命、財産を守るものだと誤解している人が多い。政治家やマスコミも往々この言葉を使う。しかし国民の生命、身体、財産を守るのは警察の使命(警察法)であって、武装集団たる自衛隊の任務ではない・・・・自衛隊は国の独立と平和を守る」
「自衛隊は国の独立と平和を守るためにあるのであり、個々の国民を守るためにあるのではない、と自衛隊のトップは断言している。軍隊が国民を守らないことは旧満州や沖縄の歴史を振り返ってみても明らか」