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英国を代表する日本政治研究家アーサー・ストックインの言葉メモ。
日本の戦後体制は民主主義と呼んでよいが、独特の特徴がある
・保守勢力による一党支配の時代が長く続いたこと
・官僚制が非常に強い影響力を持っていたこと
・憲法9条により軍事力とその使用が制限された軽武装路線
同じ党が政権を独占するマイナスは既得権益を守る政官財の鉄の三角形が生まれて腐敗が生じやすい、
一方経済成長期は政策が持続する強みも
日本には政権を担当できるセンターレフト中道左派の野党が育たなかった。それが民主党の失敗につながったいる
「今の日本人に必要なのは、もういちど1920年代、30年代、そして戦争の時代へと、日本の政治がどういう軌跡をたどったたかを学び直すことではないでしょうか。
近現代史は微妙な問題だからという理由で、過去に起きたことについて、今の日本人には驚くほど知識がない。これは非常に危険であり、望ましくないこと」