5/2
与那覇潤氏
「日本国憲法は象徴天皇制を定めたと言われますが、むしろ戦後の日本全体が象徴憲法制だったと思います。国民は憲法典を統治機構の設計図というより、もっぱら戦後的価値の象徴として扱ってきた」
「改憲論争は政策論よりも戦後を肯定するか否かの象徴闘争になってしまった」
「名文改憲ではなく解釈改憲でいこうとする以上、本当は、安倍首相は空虚な中心としての戦後憲法に屈している」
「戦後のうち何が譲れない価値なのかを明示的な国民的合意にしていく作業こそが、いま必要だと思います」
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与那覇潤氏
「日本国憲法は象徴天皇制を定めたと言われますが、むしろ戦後の日本全体が象徴憲法制だったと思います。国民は憲法典を統治機構の設計図というより、もっぱら戦後的価値の象徴として扱ってきた」
「改憲論争は政策論よりも戦後を肯定するか否かの象徴闘争になってしまった」
「名文改憲ではなく解釈改憲でいこうとする以上、本当は、安倍首相は空虚な中心としての戦後憲法に屈している」
「戦後のうち何が譲れない価値なのかを明示的な国民的合意にしていく作業こそが、いま必要だと思います」