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・靖国神社は米国をはじめ戦勝国の歴史観を正面から否定する象徴と認識されている
・東京裁判を受け入れない議論の最大の問題は、敗戦側が勝者に対して持つ怨恨や被害者意識が強いあまりその代替が何だったかという発想が不在な点
・戦後日本の民主主義が、日本を無謀な戦争に駆り立てた国の指導者を自ら裁こうとしなかったのは日本人が深く内省すべき
・鄧小平氏は中国共産党の正当性の根拠と中国ナショナリズムの糧として歴史問題を戦略的に利用した
・日本政府は公式に認めていないが首相・外相・官房長官は靖国参拝しないという紳士協定を日中両政府は交わしている
・戦後レジュームとは吉田茂の吉田路線すなわち憲法9条を維持したまま日米安保条約を締結する現在の体制のこと