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読んでレポートを書く本が山のように・・・
でも、軽ーいノリのこの本から。
- 野心のすすめ (講談社現代新書)/講談社
- ¥777
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・人は自覚的に上を目指していかないと「たまたま」や「のんびり」ではより満足感のある人生を生きていくことはできない
・身の程を知ることも大切だが身の程よりも上を目指してみると選択肢が増え、人生が上に広がっていく
・若いうちの惨めな思いは買ってでも味わいなさい
・若いときの野心に下品さがついてまわることは仕方がない
・やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる
・自分ではたいした努力もせずにうまくやろうっていう人は誰かに取り入ろうとすることばかり考えている
・野心は自分が成長していくための原動力となるが、一方で野心に見合った努力が必要
・野心を持つことができる人は、自分に与えられた時間はこれだけしかない、という考えが常に身に染みついている人
・安物ばかり着ている人はその佇まいだけで哀しい負のオーラを発してしまう
・人生を俯瞰してみるということは、一生の儚さを知ること
・いまや世の中には歴然たるヒエラルキーが存在している
・一流の場所に行って気づくのは、すべてが輝きを放っているのが一流の人々
・人生の選択肢は多いほどよい
・たまには気前よく観たいものを観て、自分に投資することは必要
・お金は人生を豊かにしてくれる
・運は一度回りだしてくると、大きな幸運を呼ぶ出会いを用意してくれる
・強運の合格点をもらうにはちゃんと努力を重ねていなければならない
・ここぞという機会を自分で作り出すのが、野心
・人生のリセットは何度でできるが自分でないとできない
・野村克也「自分は特別な人間だという自信と、自分は普通の人間だという謙虚さ。この二つを同時に持っていたい」
・背伸びしないと成長できない
・結婚はお互いの全人格を引き受けて全責任を持つチームを一緒に組合手ができるということ
・日本人の男性は、伊勢神宮の遷宮のように、古くて良い建物ほど大切にされる西洋とは真逆の価値観を持っている
・仕事や結婚、子どもを持つことの意味を含めた優先順位を若いうちから考え続けなければならないのが女性にとっての野心のあり方
・野心は習慣性のある心
・妄想力を鍛えるためには、本を読むこと
・①時間は二倍に使う②ぐっすり眠ってから考える③運の強い楽しい友人たちと付きあう
・俗欲こそ作家にとって重要(渡辺淳一)
好き嫌いもあるだろう林氏の人生のバイブル本ですが、多くある成功の法則、人生の哲学、そういったものの範疇にあるのはやはり人間社会を知っておられるから。
女性の生き方へのアドバイス的な面もあり、不思議と嫌味は感じません。
「野心」とはある種「毒」を感じさせる面もあるのですが、「我欲」を向上心に代えて充実した人生を歩む「意欲」その原動力が「野心」とするならば納得できることでしょう。