

ヤピガメ
誕生日とは生きていること縁ある人々への感謝の日、だとすれば誕生日は尊いものになる。
「10年後は50代になっている私へ。
そこそこうまくやっていて縁ある人々のために仕事して、出張へ行ったり来たりしているかも知れない。
うまくいかなくて他人に不義理とお世話になりっぱなしかも知れない。
でも、それでも家族を不幸にしないよう、縁ある人々との関係を大事に生きていくことは絶対続けていて欲しい。」
「近代憲法の原理の基礎は個人主義。全体主義でも国家主義でもない。家族を尊重する前に家族を構成する個人を尊重しなければならないはず」
インプット以上のアウトプットを心掛けた方が健康で楽しく人生が充実するという確信を持ちつつあります。アウトプットしないと、あらゆる環境が日々変わっているのにインプットできる余地と環境を常につくっていくことが必要なのだと。
モノもためるな、脂肪もためるな、自分が学んだことも、あらゆるものを絞り出せ、、
お金も天下のまわりもの。
目的なき惰性の消費や浪費は慎むべきではありますが、最低限のリスク管理(保険とか非常時に必要なお金)以外のお金はこれも、投資と施し(これも見解はいろいろあるが)をすべきところ。
自分は裸に近い状態でいた方がいい、自分の体さえ借り物かもしれないのだから
そういう意味では常にアウトプットを考えて実行した方がいい。
駒崎弘樹
「世の中を変える一歩というのは、誰にも注目されず、拍手すらされません。でも、それでいいのです。たぶん気がついたらいつのまにか、するっと変わっているという変わり方が、日本社会に大きな変化をもたらす気がします」
ヤピガメ
私は、「多様な価値観が共生・共存する社会」を望んでいます。人や結婚や家族については、多様な価値観を包み込む度量や寛容さを市民や国は持つべきだと思っています。
選択的夫婦別姓、同性婚、契約婚制度(フランスのPACSなど)いずれも賛成派です。
しかし、結婚や家族が絶対的なものでもありませんが、結婚や家族を求める多数の人々が苦労している現実もあるのだなあと改めて考えさせられました。
私の小さな夢は、縁ある知人・友人同士を縁でくっつける「仲人気分」を味わうこと。まだ成功してませんけど、一度はお世話が出来たらいいなあ。もちろん仲人は自分からしませんけどね(笑)
ヤピガメ
憲法上のことがあるとはいえ、政治学を志した私の信条は、
「戦争なき平和な世界の実現」これは憲法の理念にも合致するわけで、
そのためには、国境と軍隊はない方がいいのです。
でも、今はないとかえって困るわけで。平和の実現のための方法論への考え方の違いが問題です。
「軍隊は暴力装置」であることは、歴史が証明していて、軍隊は「自衛」のために戦争を引き起こし、
軍隊の歴史的な本質は、国土と国家機構を守ることであって、必ずしも市民の生命と財産を守ることを第一義として戦った例は少ない。
世の中本音と建前があるものですが、これからは余計に市民の生命と財産を守る自衛隊であって欲しいものです。それを決めるのは市民と政治家の良識です。過去の不幸を二度と繰り返さないために。
ヤピガメ
自民党の憲法改正案は、
自衛隊合憲化だけでなく、国旗・国歌の尊重、家族助け合いの義務、憲法尊重義務を国民に課している内容となっています。
国民が国家や権力者縛る近代立憲主義に立つものとは異なり、国民を統治するための憲法となっているところが、やはり政治学を学んできた私としては気に入らない。
自民党の立場は理解しているつもりです。2009年に民主党が大勝して、リベラルに政治的スタンスが移ると、その対抗軸として保守色の強い政策になるのは必然でもあるし、もともとはこの憲法が「占領憲法」であるという歴史的な側面とともに、21世紀になって日本を覆っている閉塞感があるから。もう少しは国のことを考えろ、と思う気持ちもよくわかるのです。
私も経営者の端くれですから、会社のために、少しは考えろ、っていう経営者の気持ちは国会議員にも通じるものがあるから。
しかし、自衛隊合憲化は、現憲法下で実質解釈改憲がなされているわけですし、本来この憲法が持つ第2次世界大戦の大きな犠牲への反省に立った、「戦争放棄」はやはり、戦争なき世界の理想に向けた少なくとも評価されていい理念には違いありません。
また、国旗国歌の尊重ってのは世界的な常識でもあり、当然だとも思うのですが、それを憲法に組み込むのはどうか。愛国心ってのは、強制されるものであってはならないし、それは健全な民主主義のあり方ではない。国の言うことに黙って従え、でもいかんのですね。かつて、歴史を変えた人々は、反体制の人々です。織田信長にしても、坂本龍馬にしても。憲法の言う「公共の福祉」や自民党案の「公の秩序」に理解を示すことが必要ですが、表現の自由、思想の自由は尊重されないといかんのです。
家族助け合い?それもその通りなのですが、法的に尊重されるべきは個人であって、家族ではありません。家族は人的なつながりのひとつのあり方であって、21世紀の多様な価値観の共存の中、人と人とのつながりは家族だけでなく様々なあり方があるはずなのです。
ということで、私はリベラルな側からの改憲には賛成なのですが、理想や理念を後退させる改憲、ましてや改憲のハードルを下げるなどもっての他、だと思っているのが私の私見です。
瀬戸内寂聴
「人間は愛した相手が自分と同じ分量か、より多くの愛を返してくれないと、苦しみ、悩みます。自分ひとりが独占しているという証を常に示してもらわないと落ち着きません。そのために人は人を愛したとたん、不安と嫉妬に苦しめられます」
「愛はいたって単純な方程式で説明出来ます。 相手の欲するものを与え、欲しないものを与えない というだけのことです。私はそれが愛の原理だと思っています」
ヤピガメ
私は日本人が育てるべき政治家の資質は次の三つあると思っていま
す。
1.社会・国・民主政治へのあるべき姿を描く理念を持っているこ¥@
と
2.しっかりした歴史観(近現代史の客観的事実)を持ち、これか
らのアジア時代・米中超大国時代にきちんと対応する視点を持って
いること
3.日本の権力構造(政官業+米)を改革する視点を持っているこ
と
鳩山由紀夫
・日本は戦後経済成長一本槍できたが、平成に入ってからそれが止まり、中国に追い越された。そこから自信喪失や停滞感、閉塞感が生まれ右翼的なメッセージが国民の喝采を浴びるようになった。これは日本の弱さの裏返しであり、自立とは反対の、米国依存ばかりが先行するようになっている
橋本治
「日本の戦後は、その時代に合致した新しい政党を一つも生み出せなかった」
「自由民主党を戦後的政党、とは言えない。これは戦前からの官僚組織に対して強い親和力を持つ戦前的な政党で、自民党以外の政党は、みんな自民党に敗北し続けた理屈ばかりで実行力を欠く政党だった。そのことを敗退した民主党政権が証明してくれた」
キャロル・グラック
「日本はグローバルプレーヤーになる努力をするべき。非核国で、兵器も売らず、かつ世界有数の経済大国という稀有な国です。ノルウェーが平和交渉の仲介役をするように、他国がしない隙間の役割を見つけるべきでしょう。もっと多面的なソフトパワーを武器にして何かできるはずです。それは、台頭する中国にどう対処するか、という問いへの答えでもあります。軍備に軍備で対抗するのはばかげていますから」
村上太一
「ビジネスって社会を最適化する一番のものじゃないかと思うんです。 ビジネスには社会にインパクを与えて最適化していく力がある。私はそこに面白みを感じます。」
ヤピガメ(「そして父になる」感想)
映画の醍醐味は、擬似体験が出来るということ。自分が父親だったら、子どもだったらどうするだろう、と。
考えさせられます。また、生活に不自由しないけど、親子の時間が取れないエリートサラリーマンと決して豊かではないけれど、自営業しながら子どもたちとの時間を大事にする父親、どちらが幸せなのだろうかと。
森達也
「天皇制の歴史は、時の政治権力に利用され続けた歴史ともいえる。その究極が太平洋戦争です。政治利用のリスクを本当に退けたいなら、戦後天皇制を手放すべきでした。しかしアメリカは日本の占領統治を円滑に進めるために、天皇制を残した方がいいと考えた。そのために昭和天皇は戦争に積極的ではなく、軍部に利用されただけという「物語」を強調しました。その副産物がA級戦犯で、天皇制を守るためにA級戦犯に責任を負わせた。だから昭和天皇も今上天皇も、A級戦犯が合祀されて以来、靖国神社を訪れたことはありません」
ヤピガメ