ドキュメンタリー映画監督の森達也氏の発言。


「外交や軍事には多少秘密はあるかもしれないが、特定秘密保護法案の公共の安全、秩序の維持に、どんな秘密が必要なのでしょう。実はほぼありえない。情報漏洩の危機が大きくなったからと安倍政権は主張するけれど、戦後に情報が漏洩して大きな問題になったことはありません。むしろ揉み消してきた。あるいは米国の情報公開によって明らかになった。そのレベルです。」


組織の中で守るべき守秘義務はあるのだけれど、この国は本当に大事なことや物事の本質、事実がはっきり現れてないところがあるのです。守るべき守秘義務と事実を明らかにする義務。両方必要なのでしょうね。