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「米中関係と日中関係を比べて、違うと感じるのは、米中はお互いの違いを認め、その違いについて本音で語り合っているのに対し、日米は、少数の似たような考え方を持つグループが安全保障関係は大丈夫と建前で語り合っていること」
「日本は、継続性、安定性、予測可能性、前例主義を重視しすぎている。このグローバルで激変する世界で重要なのは、多様性、革新性、自発性、変化を受け入れる心構えだ」
「日本はここ20年以上、常に変革を掲げながら、既得権との闘いに敗れ続けてきた。成長戦略が既存の体制によって策定される限り、成功は残念ながらおぼつかない。年齢、性別、国籍を問わない、適材適所の人材を登用し、多様かつ斬新な意見を取り入れる必要がある」