8/15
今年の8.15は68年目の終戦記念日。
そうめんにすだちをかけた絶妙な夏のお昼ごはんをいただきながら、平和について考えてみました。
戦争を知っている戦中生まれの先輩方は、70歳を超えておられます。
これを考えると、戦争を直接語ることのできる世代の話を聞くことができるのはそう時間がありません。
戦後、日本は戦中のことを忘れるかのように一心不乱に経済成長を成し遂げてきたけれど、戦争に正面から必ずしも向き合ってきたわけではありません。
それが、日本がもはや経済的に絶対的に強い地位ではなくなったことと、加害者扱いされることへのいらだちがある昨今の状況のように思います。今後の日本経済の成長戦略はアジアとともになければあり得ないわけで、このままの内向き思考を恐れます。
国際基準の中で日本人として認識すべきこと、平和への思いをどう形にしていくか、日本人の意識を世界に伝えていくための責任は重い。
それらの状況から、私にできることは次のふたつのことでしょうか。
アジアとの共生のため、成長が続くアジアで仕事をしてアジアの発展を体感すること。
日本とアジアの場で近現代史で事実と価値観の違いを学ぶこと。
異なる価値観からの合意を見出すことは難しいものもあるでしょうけれど、事実をまず知って考えることが共生の第一歩になることを信じてみようと思います。