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新居浜で開催された鉄リ工業会四国部会に出席してきました(^O^)





講演と心に留まったメモ

・中国経済の減速は主要輸出先のEUの経済マイナス成長に悪影響を受けている

・鉄スクラップの輸出が過去最高になる勢い-国内消費の低調が原因

・未来を知るためにも歴史を知ることは大事




参議院議員選挙の前日ですから、右翼の論客木村三浩氏、左翼の論客太田昌国氏の言葉のメモ。


木村三浩


・和をもって貴しとなす、相手を尊重するのが日本のあるべき姿

「いまの日本は、嫌韓国、嫌中国を語ることで日本人の劣化から目を背け、見せかけの自信を得ようとしています。お手軽で、非歴史的で検証に耐えない」

・左翼とは理想を語る人たち

・他人をさげすんで自らを慰撫する、夜郎自大なお手軽ナショナリズムに暗然たる気持ち

・戦後自民党は、反共産主義、理想ではなく「反」に立脚した政党

・アメリカについていく惰性に流れ、損か得か、ごく短い軸でしか物事を考えられない定見を欠いた国が日本

・イラク戦争加担の例から、集団的自衛権の旗印のもと、アメリカの下請けとして引きずられる現状では憲法改正には反対せざるを得ない

・TPPは日本をアメリカに売り渡すこと

「思想の力が弱まり、みんな自分の生活さえ守れればいいとなって、問題が起きた時に、何が「正義」か問うことすらできなくなっている」


太田昌国


「私たちはいま、現代資本主義という怪物がたどりついた頂点の時代を生きています。新自由主義経済とグローバル化が生み出した世の中は、実にすさまじい」

・左翼は消滅したも同然

・ソ連崩壊は社会主義の理念と実態があまりにもかけ離れている現実をさらけだした

・安倍政権は、目の前に山積している問題を放置しながら、矛盾を糊塗するかのように外に「敵」をつくり、ナショナリズムをあおっている

・党や組織を絶対化することが諸核の根源→ソ連崩壊は抑圧的な社会主義の崩壊であって、広い意味での社会主義思想の再生になる

・権力を取らずに社会を変えられるか→反権力ではなく、非権力・無権力の立場から新しい社会運動の模索が始まっていることは大きな希望

「いま世界をおおっている現代資本主義は、5世紀かけて形成されてきた強靭なシステムです。それを批判する思想と運動が、いったん敗北した後によみがえるには、まだまだ時間が必要なのです」