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「日本国憲法や旧教育基本法には個人の尊厳、ゆたかな個性の重要性が明記されてきた。


しかし、本当の意味での民主主義の推進は1947年で中止され、1947年以降は日本国憲法や教育基本法の規定とは裏腹に、個性を削ぐ教育が実行されてきたのである。


2006年に安倍政権が誕生して、教育基本法が大幅に書き換えられた。


名実ともに、個性を削ぐ方針が固められ、さらにいま、憲法までも改正して、個人を国家が統制する方向に日本の基盤が変更されようとしている。


参院選を間近に控えて、安倍政権はますますメディアを活用した情報操作を強化することと思われる。


日本の主権者はその策略を見抜き、本当に大事なことは何であるかをしっかり吟味しなければならない。」



植草氏は、「痴漢事件」で失脚した経済評論家。この事件がどうなのかははっきりとはわかっておりませんが、氏の政治・経済に対する見解はなるほど、と思わせるものがあります。


アベノミクスに浮かれているわけにはいかないのは確かだと思っておりますが。