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・安倍首相のノートについて



安倍首相の施政方針演説がありましたが、

首相は、2007年に退陣して以降、

自戒の意味を込め、気づいた着眼点や教訓などをノートに書き綴ったそうです。

成功は一瞬でも「これをやってはいけない」という失敗は万人の薬になるかも。

首相は過去の歴史と経験に学んでいるのなら、結果は出てこよう。


・保守に対する考え方


加藤紘一

「保守とはすなわち地域コミュニティにおける無償の公共奉仕のことである」


・アベノミクスについて


藻谷浩介

「株高や円安の副作用がわからずに喜んでいるだけ。アベノミクスは善意で日本経済を壊す危険性がある」

「現実には株と国債は、高齢化で減りゆく国内の貯蓄を取り合う関係になるので、両方が売れ続ける甘い話にはならない」

「円安で貿易収支は赤字が拡大する。輸出は別段増えないのに、化石燃料輸入額は増え、貿易赤字は拡大する。一部の輸出企業を除き、適度な円高の方が国全体としてはプラス」


・権利と義務、その他


植野妙実子


「権利と義務は相対的な関係にはなりません。失業している人が納税の義務を話せなくても国民の権利があるように。義務を果たすことが権利行使の条件ではありません」

「近代憲法の原理の基礎は個人主義。全体主義でも国家主義でもない。家族を尊重する前に家族を構成する個人を尊重しなければならないはず」

「憲法は国民のために権力の濫用を防ぐところに意義があり、憲法をつくる主体である国民にその義務を課す必要はないとされています」