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- この世で一番大切な日 (Sanctuary books)/サンクチュアリ出版
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MinxZoneヴォーカルの十川ゆかりさんがライヴ終了間際に語る誕生日エピソード集。
無名の人々の実話だけに人間というもの、そのものを感じさせるいいお話です。
人のこころを動かすのは、ストレートにこうしたほうがいい、あーすべきだ、というよりも
具体的な事例をああよかったと、耳にしてあるいは体験して学ぶことで、そうだったんだ、と気づくときなのかも知れません。
「親子の絆は断ち切れない。それがたとえ細くて頼りなかったとしても」
「プレゼントはモノではなく気持ちなんだと」
「贈る幸せ」とはなにをあげるかよりも、なにかをあげる相手がいることが、何より幸せなんだ」
「人生とは私を囲むすべてのものに反映されている。縁ある人々やモノと一緒に残してきた足跡の中に、人生があるのだと思う」
「料理は手紙のようなものだね。そこに込めた気持ちとか言葉が、味を通して心に届けられる」
「誕生日ってのは一年経てばやってくる。それが当たり前だと思っているけど、約束はされてない。その日を迎えられること、その日を誰かと一緒に祝えること、それだけですごい幸運だと思う。今日があること、命があること、せめて誕生日のときは精一杯祝福したい」
「子どもは 母親は自分のことを全然わかってない! って思う。でも母親って全部わかっていたりするんだよね」
「親ががんばるのは子どもに幸せになってほしいから。でも時にはその思いが子どもを苦しめてしまうことがあるみたい。子どもにとっての幸せは、親が笑っていてくれることだったりするから。」
「人はそばにいるものを遠ざけようとすることがある。そうした当たり前を無くしてしまったとき、何かが当たり前でなくなってしまったとき、はじめていろんなことに気づくことができる」
「誕生日は、当たり前になっている身の回りの一つ一つに、ちゃんとありがとうを伝える日」
「子どもが親の想像を超えるのは親が考えているよりもずっと早いということ」
こうした名語録がたくさんの本でした(^O^)
縁ある人の誕生日をお祝いすることは人生を豊かにしてくれますね!