1/15
こころに残ったら形として残しておきたいもの。
マレーシア元首相でルックイースト(東方政策)を唱えたマハティール氏の言葉は、今の日本と日本人への励みになりそうです。
「日本が苦境にあるのは、経済大国への道を切り開いた自らの価値を捨て、欧米に迎合したからだ。われわれが見習ったのは、日本の労働に対する真摯な姿勢、戦後復興への熱意と愛国心、独自の経営スタイル、職場での規律そうした日本人の価値観や倫理観だ。でも、いまは日本の犯した過ち(日本の苦境)を繰り返さないこと。」
「グローバリゼーションは欧米のアイディアであり、彼らの利益のために考え出された。日本はこれまでのやり方とグローバリゼーションを調和させることに失敗した」
「日本の右傾化は危険なことだ。日本が自信を取り戻すのは軍事ではなく、経済力を回復させるしかない」
「われわれが見習ったのは高いっ職業倫理で戦後の復興を果たした日本だ。米国の影響下にある日本ではない。われわれは東洋の人間だ。敵をつくるのではなく、自分たちの問題は自分たちで解決すべきだ」
戦後政治に対する、様々な意見がある中で、
アジアのトップリーダーだった氏の意見は貴重です。
アジアと米国とともに生きる指針。これが求められそうです。