12/31


2012年も終わりですね。


朝は、お墓参り。去年もそう思いましたが、ご先祖様に感謝感謝。


ランチの
大晦日はやはり蕎麦(*^^*)



夜は、妻の実家で蟹鍋(^O^)










今年を振り返って語録ダイジェストを。




三木康弘(40の誕生日を迎えて)


誕生日とは単に祝ってもらうのではなくて、「自分の存在をつくった両親やご先祖様への感謝と家族や縁ある人々に対して、また自分が生きていること生かされていることへの感謝の日」


当たり前のことながら、自分の意志で産まれたわけではなく両親の勝手な都合で産まれて来たわけですが、せっかくの人生ですので、前向きに楽しく、出来れば縁ある皆様にお互いいいものを交換出来るようにひっそりと生きたいと思います。いろいろなことを気にしないこと、でも縁ある人々への気遣いと感謝と謙虚さを忘れないこと。


住友俊一(阿波銀行元頭取)


「あきらめるな!他人が10回やってもダメなら20回でも(やり方を考えながら気合いを入れて)やれ!」



日野原重明


「自らの運命を変えるのに大切なのは人との出会いです。それも受身ではなく、能動的によき出会いを求めていくことが大切で、そうすればどう生きるべきか、が見えてきます」


ダライ・ラマ14世


「大切なのは、「心の平和」を築くということです。心と意識を落ち着かせれば、不安や心配も自然とおさまり、もっとずっと幸せな気持ちを楽しむことができます。「心の平和」というのは、自分自身の努力によって、自分自身で作り出さなければならないものです。」


坂口孝則


「コスト削減の方法は4つしかない。「安いものを買う」「安いところから買う」「安くする」「買わない」


藻谷浩介


日本の生産年齢人口の減少に対応する現実的な処方箋は次のとおり。

・高齢富裕層(自覚なき強者・持っていてもお金を使わない人々)から若者への所得移転が必要

・女性の就労と経営参加を当たり前に(現役主婦の4割が働くだけで団塊世代の退職は補える)

・外国人観光客・短期定住客の受け入れを

「経済を動かしているのは、景気の波ではなくて人口の波、生産年齢人口の増減」であり、

その構造的問題を解決するには、内需を増やすあらゆる方法(効果的な上記3点)を実行することが政府・企業・そして日本人に課せられている、ということです。





三木康弘


ブログやfacebookでたくさんのゆるやかな?仲間が出来たことはとても有難いことです。

ただ、これは自戒として気をつけないといけないことがありまして、

これらの媒体は「強者の論理」に陥りかねないものです。


何故なら、

ネットに常時接続出来る環境にある生活をしていること、

日常が会食や出張や読書などの行動の自由や趣味に打ち込める環境があること、

家族とそれなりに仲良くなっていること、

それらの背景としての仕事があり、それに伴う収入を得ていること、


は自分にとっては「既得権」として当たり前のように得ていることでも、

それは、当たり前のように得られていない人々の立場に立つことができているか?

と考えるとこれは無意識的に強者の論理を振りかざす自分勝手な情報発信をしているに過ぎないことをしているかも知れないからです。



稲盛和夫


「JALグループに集う、経営陣を含めた社員一人ひとりは、日々、人生や生活をかけて懸命に働いています。その私たち社員が「JALで働いていてよかった」と思えるような企業を目指さなければ、お客さまに最高のサービスを提供することもできませんし、企業価値を高めて社会に貢献することもできません。そのような考えに基づいて、企業理念の冒頭に「全社員の物心両面の幸福を追求する」と掲げています。

 従って、私たちは、経済的な安定や豊かさに加えて、仕事に対する誇り、働きがい、生きがいといった人間の心の豊かさを求めていくとともに、心をひとつにして一致団結し、お客さまに最高のサービスを提供できるよう、必死の努力をしていかなければなりません。」



うまくいくための考え方・心がけというものは不思議と共通しているようです。

・1対1の損得ではなく、まずは相手の役に立つことを考える

・人に頼まれたり相談されたときは、自分にできる限りのことをする

・自分がしたいことより、相手どうしたら喜ぶかを常に意識する

・相手が得意と思う分野は口を出さず全面的に任せる

・興味があり会いたい人には自分から積極的に会いにいく

・情報を仕入れるときには相手が喜ぶ情報を意識的にとる

・知識や情報を徹底的に出し切る

・一目置く人から勧められた本や情報は必ずチェックする

・年齢肩書きによらず相手の話には耳を傾ける

・行動習慣について指摘されたらすぐに試したり変えたりできる

・人と話すときに否定表現を使わない

・約束の時間より余裕を持って行動している

・お世話になった人へは何らかのお礼を必ず送る

・目に見える形に残るものだけでなく、形に残らないものにお金を使う

・ときにレストラン・ホテルのランクを上げる

・必要と思った時に大金を思い切って使える

・お金よりも信頼を貯めることに価値観を置いている

・相手から何かを頼まれたときは24時間以内に返事をする

・新しいチャレンジのために大事なものを捨てることができる

・一日の終わりにその日の行動を振り返る時間を設けている

・一瞬一瞬を充実して生きる

・予定をぎっしり詰めず、意図的に何もしない日や時間帯を設けている

・意識的に連続した休暇やバカンスをとる

・課題が目の前にあるとき、まずは考えてから行動する

・人生でやりたいこととやらないことを決めている

・やりたいことに集中する

・やらないことを思い切って捨てることができる

・心から好きなこと得意なことがわかっている

・得意なこと強みを徹底的に活かす

・メールは相手が誰であっても早く返事を返す

・他人のために正しい行いをする

・人生でやりたいことができる自由を手に入れるためにお金を稼ぐがそれ以外のためにお金を使わない


三木康弘(育児について)


育児は「育自」と言われるように、

子どもを対等な人間として、正面から向かって、お互い反応して、話かけて質問して、叱って、物事を安易に否定せず、そして夫婦・親子仲良く楽しくやっていく「自分」が試されているんでしょうね。


ビューティフルマインド(映画)

「人生に確かなことなんてない、それだけが確かなことなんだ」


三木康弘(領土問題等で揺れる韓国を訪問して)


報道っていうのは、ある動きのあるターゲットを集中的に取り上げるので、

その部分は事実であったとしても、全体の実態とはかけ離れている場合も多いのです。


ジムロジャーズ

「哲学を学ぶということは、すなわち”自分の頭でどう考えるか”という技術を身につける、ということ」

「自分自身で調べ、考え、確信できるならば正しい行動をすることができる」


坂本光司


坂本氏の本が注目されています。

気になっていたのですがインタビュー記事を読んで改めて学ぶこともあったものですから。
坂本先生は、「会社経営とは『5人に対する使命と責任』を果たすための活動」であるとして、経営の目的を以下の5つに定めています。
そのなかで正しい経営とは、「正しい経営をしている会社とは会社にかかわる5人を重視する経営」ということで優先順位を定めています。


1 社員とその家族を幸せにする
2 外注先・下請企業の社員を幸せにする
3 顧客を幸せにする
4 地域社会を幸せに、活性化させる
5 株主を幸せにする


中條寿子(ジャーナリスト・小悪魔ageha編集長)

「女のコは「束縛する男はイヤ」と言いながら束縛を求めます。束縛する男はイヤだけど束縛しない男はもっとイヤですよね。ホストの営業のひとつに「束縛営業」がありますが、束縛することによって愛情を表現し、束縛するという演出をして女のコを喜ばせてくれます。・・・女はいつの時代も変わらずに、強く縛ってくれるものに自分を変えられたいのです。」



五百籏頭 真(元防衛大学校長)
「軍人は国民によって選ばれた政府の判断に従って行動することが求められる。
旧軍が、自己愛に満ちて独善に陥り、国際的視野を見失った結果が大きな犠牲を払った敗戦だった」
「制服組が健全な歴史観を持つことはきわめて重要で現代社会へのもやもやした不満が、日本は悪くなかった、という主張に結び付く風潮は危険」


ニーチェ

・幸福を掴みたいのであれば、まず自分に自信を持つことである。自信のない人間ほど他人の評価を気にしやすく、自信のなさから他人を中傷したり、罵倒したりして優位に立とうとする

・人間性を高めるには、頭で生き方を考えることではなく、とにかく今を精一杯生きることだ。生きた道が人生になり、幸福とはそこについてくるもの。幸福のことばかり考える人生ほど不幸なものはない。



三木康弘(日本国憲法について)


日本国憲法は絶対的な聖典ではありませんし、小生も長年の歴史にあるように、護憲だ改憲だと不毛な議論を続けるつもりもありません。

が、日本国憲法の精神である理想主義が故に、

「現憲法が現在の国際情勢に合わない」とするならば、

新しい日本国憲法に相応しいのは、

「21世紀に相応しい未来を見据えた、現憲法を超える理想と理念がある」

ものでなければならない。それが必要条件であるように思います。

国民のための憲法であり、公の利益にも合致する憲法。そして権力者に都合よいルールにしたい我々であっても、権力者に擦り寄らない憲法。

未だそういう憲法草案に出会ってはおりませんが、それがいつか出てきて国民的議論が進むことを期待しています。


三木康弘 (消費の方法について)


①今ある不要なものをすべて捨てること(片付け・断捨離)

②不要なものは買わず必要なものだけを選んで買うこと

③必要なもののなかで「こころに残る一生もの」を激選して買うこと

豊田章男(トヨタ自動車社長)

「私は社長就任以来、もっといいクルマをつくろうよ、とだけ言い続けてきました。まるでひとつ覚えのようですが、グローバルで働く約30万人のトヨタ社員の意識や企業風土を変えたかった。つまり、誰のために、何のために、トヨタという会社が存在し、クルマをつくっているのか。社内で少し忘れかけていた本来の使命を思い起こしてほしかったからです」

「もっといいクルマをつくろうよ、と言い続けてきたのは、すべてのステークホルダーに迷惑をかけないためです。トヨタが持続的に成長するためには、さまざまな価値観を持つ多くのユーザーに、時代の変化に合わせて笑顔で受け入れられるだけの商品をつくり続けることしかないと強く感じています」


小林陽太郎(富士ゼロックス元社長)


「市場参加者は経済性だけでなく、社会性と人間性を重視する価値観を持ってこそ市場を進化させる」

「人間は ○○大学卒である、××会社出身である、といった ~である、という固定した being の存在ではなく、~になる、という常に変化する becoming の存在である」


三木康弘(娘の三歳の誕生日に)


たくさんの愛情とプレゼントに囲まれて、あんたは幸せもんさ。

世界には、誕生日を祝ってもらえない、食べることさえままならぬ、不幸な子どもたちがたくさんいるのだから。世界は平等でないことを、自分が恵ますぎていたことを知って、いずれは、自分で物事を考えて決め、他人に役に立つ女性になって欲しいな。でも今は、今年も君がいるだけで感謝です。ありがとう!


勤務先のスローガン

「目標は目指すのではなく、やるべきこと」


瀬戸内寂聴

・日本人は敗戦の経験からお金やモノといった目に見えるものが大事になった。でもほんとうに大事なもの、人間が生きていくにあたってほんとうに大切なものは目に見えないものです。その目に見えない大切なものの大切さを学校でも家庭でもきちんと教えていない。目に見えないものというのは、恐ろしいものであると同時に、尊いものだから。


三木康弘 (逆もまた真なり、ニ心をもつことについて)


お金はとても大事だけど、それだけでは幸せではなくて、お金で買えないもの、も大事だということ。


正直なことはとても大事だけれど、自分の思っていることそのまま出すことが正しいわけではない。

他人に配慮し、自分を守り、他人に尽くすための「嘘」は必要な部分のあるのだということ。


真面目なことはとても大事だけれど、真面目一辺倒では自分の体と心がもたない。適度にいい加減で不真面目な部分も「真面目にとっていく」ことも大事だということ。


世界平和のためには、武器なき平和が理想だけれど、自分たちを守るための軍隊や市民の意志や自由と権利などそれぞれの判断はあれど、武器となりうるものを適度に持っておくことも大事だということ。

優しさはとても大事だけれど、本当の優しさは他人を思いやり自分に課すための厳しさを持ってこそだということ。

仕事はとっても大事だけれど、家族もプライベートも相互のバランスをとってこそ自分の幸せがあるということ。


理性はとっても大事だけれど、人の心を動かすのは、感性だったり感覚だったり激しい感情があってこそだということ。


理念と理想を持つことはとっても大事だけれど、現実をふまえ見据えて実績を残すことも大事だということ。


人間は、自分が一番正しいと思い込んでいる生き物であり、今までの経験や理論で学んできたことを糧に日常の判断をしている生き物であり、今あることやっていることがこれからもずっと続くと錯覚している生き物かも知れません。


それがわかっているなら、自分を変える原動力となるものは、自分と異質な他人の存在です。


異質なものの中で、場合によっては今までの自分が否定されるかも知れないこと、今までの思考の組み合わせを変える可能性があるものを場合によっては受け入れて糧とする器量も大事だと言うこと、そういう実例をこれから示していく必要がある、と感じています。


小前亮氏の「歴史の教訓」

・旧王朝の歴史は新王朝によって都合よく、場合によっては事実に書き換えられる

・独裁者は善良でも悪辣でも身内に甘い

・優秀な教育者は得てして社会に適合しない

・結婚によっても歴史は変わる

・覇王は罪に悔いて宗教に走る

・人は道徳ではなく利によって動く

・独裁は民衆に望まれて登場する

・強敵に勝ったあと伏兵に足をすくわれる

・名君は後継者に悩み、名君は二代続かず、その後継者は暴君も多い

・日本は古代から一貫して外交ベタ

・特権階級の特権を奪う改革を実行することは時の権力者が特権階級である以上難しい

・功臣は身内に謀殺される

・歴史上兄弟の争いは日本では兄が勝つ場合が多く、中国は弟が勝つのが目立つ

・偉人の功績と行動は必ずしも一致しない

・王が宗教と建築にはまると国は衰退する

・歴史に学ぶことは体験に勝る

・破壊者と創造者は紙一重

・名君であり続けることは難しい

・成り上がり者が粛清に走ることは歴史の悲しい法則

・世の中金を持っているものが強い

・人間は最善の選択をするとは限らない

・風邪は万病の元。英雄は最盛期の直後に病気や戦死や謀殺で非業の死を迎えた人が多い

・天才は生活者として落第が多い

・正直者に政治家は務まらない

・本当に偉大な業績を残した人は自伝なんか書かない

・失脚した独裁者は貶められる

・幸福な皇帝はあまりいない


はづき虹映

・愛とは相手を限定せず自然にあふれるエネルギー、執着とは特定の人に与えたり奪ったりすること


寺島実郎

・日本が冷戦型の世界認識から完全に脱却するために必要なことは、対米外交原則をあらためて明確にすることが欠かせない。日米安保同盟のあり方を根本的に見直し、独立国である日本に外国の軍隊である米軍が駐留し続けていることが不自然な事態であると日本人は気づくべき。反米でも嫌米でもない形で新しい安全保障体制を目指し、独立した国民国家として国際社会に立つための問題意識が必要。

・親米入亜の思想

・自分たちが有している歴史認識とは違うとらえ方が、他の国民・民族にはありうるということ、世の中にはさまざまなものの見方、考え方があること、賛成はできないけれどもあなたのものの見方、誠実に物事を組み立てて考えてみようという見方について大いに評価する、という姿勢が外交においても、国際社会を個人として生き抜く上でも大切だ。

・世界を知る力、は自らを相対化し客観視しる過程なくしては磨かれない

・世界を知れば知るほど、世界が不条理に満ちていることが見えてくる。その不条理に対する怒り、問題意識が戦慄するがごとく胸にこみ上げてくるようでなければ人間としての知とは呼べない。世界の不条理に向けて情念をもって行動し向き合うべきだ。

小池龍之介

「自分が家族を支えているつもりが、自分が家族に支えられてもいるわけで、実際には持ちつ持たれつなのに、人は「持たれつ」のほうを忘れてしまいがち」

「子育てにおいて親は、子どもを叱ったり口うるさく言ったりするのは子どものためと思っています。しかしそれは偽善であり、自分でも気づかないうちに思い通りに育てたいという支配欲にとらわれているのです」

「子どもとの関係をよくするには、偽善の仮面の内側にある自分のため、を自覚すること。そうすれば子どもへの過剰な期待が薄れます」


鈴木邦男

「外国人が母国に抱く愛国心を理解し、その上で日本を愛する。自分の国がすべて、日本だけが素晴らしいという考えは、思い上がった自己愛に過ぎません。ただの排外主義です。愛国とは最も遠いものです。」


五百旗頭真

「個人の自立や人格を脅かすような集団主義に抗する自由主義の立場です。日本を滅亡に至らしめた戦時の狭小な国家主義も、個人の尊厳を押しつぶす戦後のマルクス主義もいずれにも反対なんです」

「日本のやったことはすべて立派だ、と言いたいのでしょうが、それは違う。誰かにそそのかされた、だから私は悪くないなんて、リーダーとして聞くに堪えない話です。間違いを認識し、歴史に学ばねばならない。健全なナショナリズムは冷徹なリアリズムを踏まえたものです」


鈴木修

「グローバル化のなかでは、明るい性格の奴が求められる。明るくアッケラカンとしてる人が、海外で活躍でき、やがてはツキも生む。理屈ばかりで暗い性格ではダメ」


曽我逸郎

「世界中から敬愛され信頼される国となることが、安全保障にも繋がります。これは私ひとりの個人的見解ではなく、既に日本国憲法の前文に明確に謳われています。しかし、現状はまったく程遠いと言わざるを得ません。日本国は、名誉にかけて達成すると誓った理想と目的を、本気で目指したことが、一度でもあったでしょうか」



今年も縁ある人々に助けられた一年でした。縁ある人々に感謝してもしきれませんが、

改めてありがとうございます。本当にありがとうございました。