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新右翼の論客、鈴木邦男氏の耕論「愛国」にて


「外国人が母国に抱く愛国心を理解し、その上で日本を愛する。自分の国がすべて、日本だけが素晴らしいという考えは、思い上がった自己愛に過ぎません。ただの排外主義です。愛国とは最も遠いものです。」


昨今の状況は、行き過ぎた国家主義や大衆迎合両方とも抑えないといけません。


人間というのは勝手なもので、その原因は自分の育った環境や経験をスタンダードに見てしまって、客観的な評価を下す意識を日常持ちにくいこと。これは当たり前のことで、自分の経験の範囲でした物事が理解出来ないのは誰でも同じですよね。


自分が生きている環境が当たり前で、ふるさとや地域、国ははやりいいな、と思うことは自然なことなんだろうけれど、それとともに他人の環境に目を配る機会が出来て、価値観の広がりや許容も出来てくるもの。これを得るにはやはり人との出会いと大切にし、いろんな人(出来れば器が大きく視野が広い立場の人)の考え方を学び取ることが大事でそのために読書があるんだろうなあ。


この時期こそ、中国でも韓国でもアジアに行くことは、アジアを学び、価値観の広がりを学び、日本を学ぶことになることでしょう。


ビジネスもうまくいけば言うことなしですが。