9/5
- これからのリーダーに贈る17の言葉/WAVE出版
- ¥1,365
- Amazon.co.jp
これも買ってしばらく読んでなかったのですが、久々に感動させてくれた本。
いい本は名言が多いものです(^O^)
・リーダーとは人を動かして結果を出す人
・本来、人を動かすのに武器は必要ない。大切なのは、己の中に自分の志をなんとしても実現させたいというピュアな思いがあるかどうかなのだ。
・人間の究極の幸せとは
人に愛されること 人にほめられること 人の役に立つこと 人から必要とされること この4つである
愛されること以外の三つの幸せは働くことによって得られます
・老子「率いるためには従わなければならない」率いる者、すなわちリーダーとは志に従う者なのだ
・「無私」こそ己を最大限に生かす道 これこそがリーダーシップそのものである
・座学だけで本当の勉強はできない。現実にぶつかること。
・信頼は求めるのではなく自らつくり出すもの
・自分の言葉を磨き上げ、志を相手に伝わるように自分を確立する
・渋沢栄一「常識とは 智・情・意 の三者が均衡を保ち発達したもの」
・異質な者を尊重し、あえて批判を求める生き方が自らを過ちから遠ざけることができる
・相手を変えよううとせず、小異を認めてお互いを活かす方法を考えるのが朝鵜を拓くリーダーの発想
・すべての人を活かす これこそリーダーの基本
・誰もが倫理について語ることはできる。それに命を込めることができるのは、それを実践する者だけである。それができる者がリーダーと呼ぶ
・人間は器の大小が問題なのではない。大きい者も小さい者も、それぞれの悩みを抱え、それぞれの人生を生きている。その大小を比べるのではなく、大切なのはみな平等にやってくる今日という日。「今日」という日を、それぞれ「日々新」に生きること。己を高め、昨日より今日をよくしようとする志こそがリーダーシップ。
・父親であり夫である私だけが、家族のリーダーなのではない。家族全員が家族のために貢献したい、力になりたい、それぞれがリーダーシップを発揮しようとしている。家族全員がリーダーなのだ。
・社会のために貢献しようとするリーダーシップに上も下もなく対等な関係にある。お互いのリーダーシップを尊重しあ合い、高め合うことによって社会や組織の力は最大化されていくのだ。
・リーダーになるかどうかを決めるのは自分ではない。それは周りが決めることであって、その判断を静かに受け入れるほかない。もっと大切なことは、自分自身のリーダーであり続けること。自らに授けられたお志に向かって、自らをリードし続ける。精一杯生きてその結果を潔く受け入れる。
・苦しみこそ志の源。志こそ、リーダーシップの源。
著者の佐々木常夫氏は
モーレツ経営者でありながら、家族の介護をし続けてきた苦労人。
さらに、実践と結果を残し、その礎となる理論を備えた人のようです。
実例も偉人先輩の名言もちりばめ、わかりやすい言葉でリーダシップを説く。
情と理のバランスの取れたいい本だと思います。