8/23

2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)/PHP研究所
¥882
Amazon.co.jp

気鋭の経営コンサルタント神田氏の本。

これ社員旅行中の列車内にて読みきった本です。

内容は、2012年から10年後の2022に起こるパラダイムシフトの予測。

価値観の大転換に乗って備えよ、というものです。

・効率・情報の時代が終焉し、共感・つながりの時代へ本格シフトする

・中央集権から地域コミュニティ

・これからの次世代産業はエネルギー・医療・バイオ・環境・ロボット

・北朝鮮の体制が崩壊し、日中韓が儒教経済圏(AUアジアユニティ)を形成する

・2020年からは日本は凋落するが、それを助けるのは世界最速の高齢化とそれに呼応するサービス

・2024年には会社が別の組織に取って代わりNPOが中核的組織になり、NPOによる産業化がはじまる

経営コンサルタントらしいインパクトのある未来予測ですが、

そのために今しておくことはそれなりに適切だと思います。


そのために必要なスキルは三つだと言ってます。

1.外国語の習得

2.ボランティア体験

3.優秀な人材が場所の空気を吸う

これが、パラダイムシフト時代に適応出来るスキルづくりに必要だと。

日本の財政破たんを予見しているのですから、会社がなくなる、ということもまんざらありえない話ではないかも知れませんね。

おそらくは、今の利益追求も目的が過多の会社は結果として、消費者から見捨てられ、会社も社員も幸せにしない、という方向へ行くのではないか、ということではないだろうかと。