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答え  本当のことを想い出す51の問い/サンクチュアリ出版
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はづき虹映氏のような

スピチュアルな人は時代の共感を得る人も多いのです。

それは、行動を起こすにあたっての土台となる基本的な考え方を説く事例が多いものです。

資本主義の権化の経営者が利他を説くことも、本質であるし矛盾でもある。


こうすればうまくいく、とは限りませんで、具体的な方法論が必要なものですが、基本的な考えがあんまりまとまってないからこういう本がそこそこ売れるのでしょうね。



・「この世の中に変化しないものは何もない」ということが宇宙で唯一の不変の法則である

自ら変わり続けることが変化の波にのるコツ

・あなたの中の正しさが理不尽な現象を引き起こす根本原因となっている(理不尽さは各人のそれぞれの価値観が違う上に過去にコントロールされているから)

・自分以外のすべての人間は、自分自身の内面を映す鏡の役割を担っている。自分を救えない人に他人を救う資格はない

・自分の直感、好奇心、感情に素直に従って行動を起こすことが重要

・長生きがいいことで夭逝が悪いことではない

・好きなことは立派な才能

・スピチュアルな観点からすればこの世に絶対的な良い悪いはない

・良い悪いを単純に決めつける価値観自体が邪悪なものかも

・カチンときたときは自分の正しさに気づくチャンス

・人生に関わるすべての人がソウルメイト、あらゆる人間関係は同心円上に並ぶ等距離の関係

・フツーの日常の中でどれだけ特別性を見つけること、人生ですべての出来事を受け容れることができるかが大事

・自分らしく生きていない方がよっぽどまわりに迷惑をかけることになる

・人生は三次元の世界に生きる貴重な時間

・せ っく す はエネルギーの交換である 人が異性を求めるのは足りないエネルギーを補い合いバランスをとるための欲求の表れ

・世の中は本当に大事なものほど隠される

・愛とは相手を限定せず自然にあふれるエネルギー、執着とは特定の人に与えたり奪ったりすること

・すべてのエネルギーは出すのが先というのが宇宙の法則

・生きる目的は味わうこと。味わいたい体験したいことは貪欲に追求した方がよい

・自分と誰かを比べることによって生まれる自己の防衛本能こそジェラシー(嫉妬心)の正体。ジェラシーが無くなることは自己の消滅を意味する。ジェラシーを否定せず、人間のらしさの象徴として仲良く付き合うこと

・結婚とは人生におけるエネルギーの増幅器

・成功するということは周りの成功をサポートできる資格を手に入れること

・やさしさとはいつも変わらず差をつけないこと

・苦手な人とはできるだけお付き合いしない。(必要なお付き合いはする)相手の機嫌をうかがうより自分の機嫌を大事に

・戦争をなくすには、自らの内側から争いの心を消しさること。正しさの価値観を手放すこと



宇宙には絶対的な「良い」「悪い」というのがない


というのが氏の考え方です。

スピチュアルな部分が絶対的なのかはパラドックスなのかも知れませんが、


概ね、物事の定義とか本質に少しだけ気づかされる内容のものでしょうねえ。