なか7/16


フランクリン・コヴィー


「私たちは今、かつて経験のない時代に突入している。情報技術の急速な発展でどこでも誰とでも連絡が取れるようになり、人類が蓄積してきた多くの知識や情報にアクセスできるようになった」


「現実は大きく異なり、生産性のパラドクスと呼ばれる問題が起きている。それは、企業や政府がITに莫大な投資を行ったが、少なくとも労働者の毎時生産性という尺度では、大きく伸びることはなかった。・・・その理由は知識労働は過去の工業労働とは根本的に異なるのに、私たちはまだ工業時代の考え方にとらわれていることにある」


「現在は優れた知識やアイディアが基盤となる知識社会に突入している」



城繁幸


「組織を考えるとき、一番重要なのは報酬だ。ほとんどの組織の存亡は報酬で説明できる。報酬を超越して行動できる人間はごく一部しかいない」


植木義晴 JAL社長


「リストラのさなか、稲盛会長にその苦しさを打ち明けたことがあります。それに対し

「君の大義はどこにある。残った社員とその家族の生活を守ることが、君に与えられた大義ではないのか。大義としっかり背負ったとき、人間は本当に強くなれるんだよ」と言われ、沈んだ心が鼓舞されました。」


鈴木直道 夕張市長


「夕張は少子高齢化、財政難といったどの自治体にとっても深刻な問題を背負うモデルケースとなります。そのときに、どこまで行政サービスをカットできるかという後ろ向きなモデルではなく、縮小しながらも幸せに住み続けられるモデルを示さなければいけません」


岩瀬大輔 ライフネット生保副社長


「僕は運命を信じています。それはもう100万%運命論者。この世の中で果たすべき役割みたいなものをみんなが持っていて、それが何なのかを発見していく。」

「社会的な活動に情熱を燃やすのも同じ理屈で、その場でいる者の責任として問題解決にあたるのだ。時間をさかのぼって責任者を追及するとか、批判者のままでいるといった非能率的なことは好まない。徹底した行動主義です」


小林りん 


「痛感したのは、リーダー層の意識を変えなければ国は変わらないということ。社会の円滑な発展を阻害している階級格差。富裕層の人々はそれが問題であることさえ認識していない」

「2015年ころには転機がくる、ただし旧来の秩序はひっくり返るが、それはむしろ生きやすい社会ではないか」



茂木健一郎



「今の日本は、前例のないことをすることが求められている。従来のものづくりにこだわっていたり、村社会の中でビジネスをやっているだけでは先は開けない」

「変わるためには、自分の中の既得権益を見直して、それを乗り越えなければならない。」

「他人の既得権益を批判するのは簡単である。むしろ自分自身はどうか。内なる既得権益を仕分けして初めて、私たちは本当の意味で変わることができるのだ」



澤田道隆 花王社長


「化学でも数学でも解を求める方法は一つではない。それと同じように物事の本質を突き詰めるのには、いろいろなルートからアプローチすることが大切だ、と当時の社長に教わったから是非花王で仕事をしたいと考えた」


中村邦晴 住商社長


「座右の銘は、  まことに日に新たに、日々新たに、また日に新たななり、

は、今日より明日をよくしよう、の意味だが、今日を精一杯生きなければ明日はよくならない。思いを伝え、仲間を元気づける」