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友野典男
不況でも高級ブランド品が売れる現象について
「人は不安な要素があるとき、不安を回避するためにより質の高いものを求めるという心理が働きやすくなる。不安な要素が強いときは不安を回避し堅実な選択をする方向に動きやすい」
佐高信
観光地のタクシーの運転手から聞いた話
「ほとんど口を開かないのが夫婦で、よくしゃべるのが非夫婦。もう話すことがないのか黙して語らないのが典型的夫婦」
石原壮一郎
40代のイイオトコのありかたについて
「面白い話をする必要はないんです。40代に付き合ってくれる人は、同世代とのハイテンションな絡みに疲れて、年上に安らぎを求めるということがあると思うんです。なので基本的に会話を聞く。否定せずにとにかく受け入れて、慣れてきたらたまにぼそっと 偉人の名言 的なやつを挟む。そうすると40代の大器感がそこはかとなく醸し出ますから」
荻原博子
税と社会保障の一体改革について
「世界の歴史を見ても、増税で財政再建した国は一つもありません。問題は景気をよくすること」
佐々木良昭
トルコについて
「トルコ南東部の原油や天然ガスの開発が解禁される2020年代には、トルコは世界的な資源大国としてクローズアップされる可能性が大きい」
今野良香
味のある字を書くには
「一番効果的なのは 丁寧だけど下手な字 習字を習った達筆ではなく、下手でも一生懸命書いた字が、人をひきつけます。筆ペンを使うコツは、筆を傷めつけるように書くことです。傷めつけるように押し付けて筆の置くまで使って書くと うまくはないけど味のある字 になります」
茂木健一郎
不安があるときこそ説く根拠のない自信
「この世の中は何事でも起こりうるのだと覚悟を決め、根拠のない自信を持って未来に向き合うのがよい。すべてを予想することなど原理的に不可能なのだから、いたずらに不安にとらわれてはいけない。むしろ、何が起きても、驚かずに冷静に対処する心構えこそ必要。」
大河原昭夫
ユーロの問題点
「ユーロは単一通貨で金融政策が一つであるにもかかわらず、ユーロ圏はその財政政策を各国に委ねているという構造的矛盾を抱えている。財政政策と金融政策が分離されている欧州版一国二制度とも言えるユーロの壮大な実験の帰趨とともに、世界経済の約2割を占めるEU経済の世界各国への経済への影響は大きい」