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昨年、銀行さんのツテで、愛媛県のある会社の株式を取引先と共同で取得して株主となっておりましたが、取引先の希望で持ち株すべてを売却することになりました。
私にとっては、企業買収というのは初めての経験でいろいろ参考になることがありましたが、
モチはモチ屋にお任せすることがいいと判断するに至りました。
もともと、その気はなかったのですが、銀行さんの希望と取引先の希望を勘案し、
銀行からの窓口を務めるという立場で、かつ主導権を取引先にお任せし、一年のうちに整理することができました。
取引先の代表Tさんは、成熟産業の業界にあって業績を伸ばし、買収した会社の生え抜きの役員さんを社長に据え、管理をしながら、社員を一人も解雇することなく頑張って経営しています。それで当社の役割を終えたと安心したわけです。
今日も、パナソニックとソニーの有機EL提携のニュースが飛び込んできましたが、
かつてのライバル大手同士が提携や再編する時代です。
中小企業は生き残りのために、、社員を守るため、前例にこだわらないあらゆる手段のすばやい選択が求められていますね。
今回はいろいろと教えられました。
私の勤務先も、新しい仕事を生み出す力、会社を買う力、そして買わせたいと思わせる力、
これをもっと持っておかないといけませんね!
今日は、会社の内部監査日でもありました。
昨今の他者の事故事例は、コンプライアンスや管理体制の不備が原因ですもんね。
鋭い指摘と、履行できていないこと、のチェックもできましたし。